小田原市 遠隔機器で医療支援 専門企業が新病院に寄付
小田原市は企業版ふるさと納税を活用して建設中の新病院へ寄付金や機器寄付を行ったウィーメックス(株)に3月7日、感謝状を贈呈した。
寄付されたのは、遠隔医療システム「テラドック・ヘルス」5台など。PCやタブレット端末で高画質の映像を共有することで、救急医療や医師の負担軽減など医療支援に役立てられる。
加藤憲一市長は「新病院は3次救急の拠点となる。より細かな状況が求められる中で救われる命が増えることが期待され、大変ありがたい」とコメント。市立病院の川口竹男病院事業管理者も「救急に加え、産科や院内外での活用でも期待している」と述べた。同社は企業版ふるさと納税を活用した取り組みを行っているが、神奈川県内としては初の事例となる。