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巨人移籍のソフトバンク・甲斐拓也が惜別のコメント「新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたい」

SPAIA

甲斐拓也,ⒸSPAIA

「セリーグで新たな挑戦を始めたい」

ソフトバンクは17日、国内FA権を行使して巨人に移籍する甲斐拓也のコメントを発表した。

甲斐は楊志館高から2010年の育成ドラフト6位でソフトバンクに入団。2014年の一軍デビューから11年で通算1023試合に出場、打率.223で本塁打は62本、290打点という成績を残している。

捕手として2017年のベストナイン&ゴールデングラブ賞のW受賞を皮切りに、今季までベストナインを通算3回、ゴールデングラブは7回も獲得。日本代表として国際舞台でも活躍を見せ、アジアプロ野球チャンピオンシップ(2017年)やプレミア12(2019年)、ワールド・ベースボール・クラシック(2023年)を制したほか、東京五輪(2020年)でも金メダルを獲得した。

甲斐は球団を通じて「考え抜いた結果、 移籍することを決断しました」と報告。続けて「今回、新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたい、という心境に至り、移籍することを決めました」と移籍を決断した理由を明かした。

最後は「熱く力強い声援をくださったファンの皆さん、いつも支えてくれたスタッフの方々、最高のチームメイト、小久保監督やコーチの皆さん、王会長をはじめフロントの方々、ホークスで出会えた全ての皆さんのことを思い浮かべると、 離れてしまうことは本当につらいのですが、セリーグで新たな挑戦を始めたいと思います」と意気込み、「14年間、ホークスで最高の日々を過ごすことができました。 本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。

甲斐拓也・コメント全文

考え抜いた結果、移籍することを決断しました。

今の自分があるのは、間違いなく、ホークスに育てていただいたおかげです。心から感謝していますし、今回も素晴らしい条件提示をいただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

育成選手から支配下に這い上がるまでのきつく苦しかった努力の日々、チームメイトと味わった勝利の喜び、ホークスで過ごした時間の全てが自分の財産であり、かけがえのない経験です。

こうしたホークスでの全ての経験を思い返すたびに、本当にホークスを離れていいのか、自問自答を繰り返しましたが、今回、新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたい、という心境に至り、移籍することを決めました。

熱く力強い声援をくださったファンの皆さん、いつも支えてくれたスタッフの方々、最高のチームメイト、小久保監督やコーチの皆さん、王会長をはじめフロントの方々、ホークスで出会えた全ての皆さんのことを思い浮かべると、 離れてしまうことは本当につらいのですが、セリーグで新たな挑戦を始めたいと思います。

14年間、ホークスで最高の日々を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

2024年12月17日
甲斐拓也

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記事:SPAIA編集部

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