横浜市会 新議長に自民・渋谷健氏、副議長に公明・尾崎太氏
横浜市会は5月15日に本会議を開き、新たな市会議長に渋谷健氏(66)=自民党、5期・南区=、副議長に尾崎太氏(59)=公明党、4期・鶴見区=を選出した。同日、昨年5月から議長を務めていた鈴木太郎氏(58)=自民党、6期・戸塚区=、2023年6月から副議長を務めていた福島直子氏(68)=公明党、6期・中区=がそれぞれ辞職し、その後の選挙で渋谷氏が第55代議長、尾崎氏が第62代副議長に選ばれた。
渋谷氏は菅義偉元首相の秘書を務めた後、07年の市議選で初当選。23年から今年4月まで自民党市議団の団長を務めた。尾崎氏は建設会社勤務などを経て11年の市議選で初当選。
同日午後の就任会見で渋谷氏は「批判を恐れず勇気を持ってチャレンジし、しっかりとした経済基盤を築いて市民の暮らしの安心、安全を守り抜きたい」、尾崎氏は「さまざまな立場の方々が活躍できるよう、多様な視点を持って市民の皆さまの信頼や期待に応えたい」とそれぞれ述べた。
本会議場の傍聴席カメラ設置は「安心のため」
会見では、市会本会議場の傍聴席に防犯カメラを設置する計画が進んでいることについても質問が及び、渋谷氏は「セキュリティ対策として市庁舎内に設置されている防犯カメラと同等のものだと考えている。傍聴人や来庁者が安心して傍聴できる環境を整えていくために設置するもの」と説明した。