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「そうなの?」トイレの「大」「小」レバーは“大便用・小便用”ではない!意外と知らない“正しい使い方”

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「そうなの?」トイレの「大」「小」レバーは“大便用・小便用”ではない!意外と知らない“正しい使い方”

節水のために、トイレの「大」「小」レバーを使い分けるのはとても大切。なんとなく、「大は大便、小は小便を流すもの」というイメージはありませんか? でもこの使い方、本当に合っているのでしょうか。ここでは、トイレの「大」「小」レバーのただしい使い方をご紹介します。

「大モードは大便用」「小モードは小便用」は間違い!

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ぼんやりと、「小便は小で流すと節水になる」という気がしますが、これは間違いです。なぜなら、小モードは小便を流すためのものではないからです。
小モードの本来の使い方は、尿だけを流すときに使うもの。男性が小便をした後(トイレットペーパーを使わない場合)は、小モードで流すのが正解。
しかし、女性が用を足すときは必ずトイレットペーパーを使用するため、小ではなく大モードで流すのが適切です。

小モードだとトイレが詰まる!?

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大小モードを間違って使い分けることは、トイレが詰まる要因のひとつです。
トイレットペーパーが便器の底に残る場合は再度流せばことなきを得ますが、結局は2回流すことになり、ムダな水を消費してしまいます。
またトイレットペーパーを使用したときに小モードで流すと、水量が足りずしっかり流れないこともあります。自宅の便器からは流れているかもしれませんが、公共下水道や浄化槽に到達せず、排水管の途中で止まってしまうこともあるのです。トイレットペーパーを使ったときは、迷わず「大モード」でOKです。

「大」「小」モードを賢く使い分けよう

トイレの流し方の使い分けはシンプルで、固形物を流さない場合は「小モード」、その他は「大モード」で流します。
そのため、小モードは男性が用を足したとき(小便)や、掃除のとき(ペーパー類を一緒に流さない)に適しています。
製品によって水量は異なるものの、小モードで3.8~5L、大モードで5~6Lの水を消費します。
トイレの大・小モードをただしく使い分けて、節水につなげましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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