「水道代が高い人」がトイレで無意識にやりがちな“3つのNG行為”「反省」「全部やってた」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。毎日何度も使うトイレは、思っている以上に水道代がかかる場所。家の中では、お風呂場の次に使用水量が多いと言われています。家計を圧迫する水道代は、もしかするとトイレの使い方に原因があるかもしれません。ここでは、水道代がかさみやすい“トイレ”でやりがちな「NG行為」をご紹介します。
◆いくつ当てはまる?◆写真で見る◆⇒「水道代が高い人」がトイレで無意識にしている“3つのNG行為”
NG1.いつも大レバーで流すくせがある
トイレの洗浄モードには「大」と「小」の2つありますが、このレバーを使い分けると節水になります。
いつも大レバーで流すのはもったいない! トイレットペーパーなどの固形物を流さないときは、「小」で十分です。
そもそも、小モードは尿を流すときに使用されるもの。お掃除シートなどの紙類を流さないのであれば、トイレ掃除のときも大の洗浄レバーを使う必要はありません。
大と小では、流れる水量に約2Lの差がありますので、上手に使い分けて節水グセをつけましょう。
NG2.何度も流す
洗浄レバーを1回ひくと、大モードで5~6L、小モードでも3~5Lの水が流れます。ペットボトルに置き換えると、決して少ないとは言えない水量です。
音消しなどで不必要に何度も流すとムダな水が消費され、その分水道代もかさみます。
用を足しているときの音が気になる場合は、音消しアプリを利用するか、トイレットペーパーを水面(封水)にのせて用を足すと音が響きにくくなりますよ。
NG3.トイレットペーパーをたくさん使う
基本かもしれませんが、案外やりがちなのがトイレットペーパーの大量消費。軽くガラガラっと取り出せてしまうので、無意識のうちに使いすぎてしまうんです。
トイレットペーパーを使いすぎると、一度で流れず何度もレバーをひねらなくてはなりません。
ちなみに先日、子どもがトイレットペーパーを大量に使ったことが原因で、わが家のトイレが詰まりました。なんとか自力で直せましたが、故障して修理や買い替えが必要になれば水道代どころではありません。
なかなか改善できない場合は、トイレットペーパーをシングルにするのもひとつ。丸めると使用量が増えてしまうので、たたんで拭き取るのもおすすめです。
トイレの節水はむずかしくない
水道代を節約するには、トイレの使い方を少し変えるだけでOK。人のクセというものはそう簡単には直りませんが、少し意識するだけで行動は変わるはずです。
節水の習慣はトイレの寿命を延ばすことにもつながりますので、ぜひ今日から試してみてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア