ロッテ・佐々木朗希が中6日で復帰後初の敵地登板 8月絶不調の日本ハム・加藤貴之と対決
佐々木朗希、復帰3戦目はエスコンFで先発
ロッテの佐々木朗希が中6日で15日の日本ハム戦(エスコンF)に先発する。
5年目右腕は今季ここまで11試合に登板し、6勝3敗、防御率2.20、QS(6回以上自責点3以下)を7度マーク。右上肢のコンディション不良から復帰2戦目となった8日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では、5回9安打3失点で敗戦投手となった。そこから中6日で今日の登板に臨む。
日本ハム戦は今季3試合に先発して0勝1敗、防御率3.38。敵地では5月10日に初登板したが、5.2回8安打で自己ワーストタイの5失点と苦しんだ。雪辱のマウンドへ右腕は「まずはしっかり自分の投球をすることに集中して、チームに勝利を呼び込めるように頑張りたいと思います」と意気込む。
チームは昨日の敗戦で1厘差で再び3位に転落。1勝1敗で迎える今日の第3戦、是が非でも勝利が欲しい一戦で、令和の怪物がどのような投球を見せるのか注目だ。
ロッテ戦得意としている加藤貴之
一方、日本ハムの先発は加藤貴之。プロ9年目左腕は、ここまで19試合に先発して5勝7敗、防御率2.73、QSは11度記録と、白星こそ伸びていないがまずまずの投球を見せている。
ただ、8月は2試合に先発して防御率9.00と調子を落としている。前回登板した8日の楽天戦(楽天モバイル)では、5回83球を投げて7安打4失点ながら、打線の援護に恵まれて白星を手にした。そこから中6日で今月3度目のマウンドに上がる。
ロッテとはここまで5度対戦し、3勝1敗、防御率1.56の成績。被打率.246、WHIPは0.95でQSも4度記録するなど好投しているだけに、今日も相手打線を手玉に取る投球が期待される。
チームは昨日2者連続で初球スクイズを決めるなど奇策がはまり、一夜にして2位に再浮上。今月絶不調の加藤もこの勢いを背にロッテ打線を封じ、カード勝ち越しへと導きたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
西武・與座海人-ソフトバンク・石川柊太(ベルーナドーム)
オリックス・高島泰都-楽天・岸孝之(京セラD大阪)
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記事:SPAIA編集部