【京都】スイーツ好き必訪!記憶に残るデセールコース「Le Rokujian(ル ロクジアン)」
左京区の岡崎にお店を構えるフレンチレストラン「Le Rokujian(ル ロクジアン)」。じつは予約制になりますが、名店出身のパティシエによる魅惑のデセールコースを楽しめます。
フレンチレストランのデセールコース
京都の文化ゾーン、左京区の岡崎エリア。昼間は多くの人でにぎわいますが、夜になると人通りも減り静かな大人の時間に。
近い将来、京都を代表するパティシエになるであろうシェフのデセールコース・アシェットデセールをご紹介します。
左京区の岡崎にたたずむ一軒家のフレンチレストラン「Le Rokujian(ル ロクジアン)」。平安神宮の東側にあり、岡崎通りから少し入った静かで落ち着いた場所にあります。
昼はカフェですが、夜はシェフも変わり洗練されたフレンチレストランに変わります。「Le Rokujian(ル ロクジアン)」では、アマン京都で若くしてスーシェフを務めた経験豊富なコンビが腕を振るいます。
今回はフレンチのコースではなく、メインデザート2品コース(5,000円)を予約して伺いしました。
完全予約制ですので、ご注意ください。
パティシエの奥田氏は、料理人の家庭で育ち幼少期から菓子作りに触れてきました。名門モンサンクレール、Shangri-la Hotel Tokyoを経て、アマン京都ホテルのスーシェフに。満を持して、シェフの堀口氏と共に「Le Rokujian(ル ロクジアン)」を開業されました。
多彩な経験を積まれ実力十分、今後を期待したくなるパティシエです。
ウッディで木のぬくもりを感じる落ち着いた店内です。
5,000円のコースは、プレデザート1品、メインデザート2品、プチフレール2種(メニューよっては1種)とコーヒー or 紅茶がセットになっています。
プレデザートは、無花果のデザート
飴のリングの中には、無花果の赤ワインコンポート、マスカルポーネムース、無花果ジャム、ジェノワーズ、飾りには赤ワインと八角グラニテ、赤ワインのチップス。仕上げにライムの皮を削ります。
繊細で妖艶なビジュアルで、食べるのに少し罪悪感を感じてしまうほど。
食材の個性が高いレベルで噛みあった構成力、味わいと食感の変化、甘味と酸味の加え方が絶妙。一皿目でうっとりすること間違いありません。
メインデザートの1品目は京都亀岡産はんなりバナナのデザート。
希少な京都亀岡産はんなりバナナを使用。バナナをソテーにしミルクチョコレートムースで包んでいます。
塩キャラメルソースとチョコレートクランブル、コニャックアイスが添えられています。
濃厚な美味しさのバナナには、相性のいいミルクチョコレートムースを。
塩キャラメルソースが味わいの幅広げ、コニャックアイスが豊かな香りを加えます。馴染のあるバナナを使いながらも、エレガントさを感じるメインデザートです。
メインデザートの2品目は、葡萄のデザート。
ホワイトチョコレートの筒の中にはクッキー生地、サワークリーム、葡萄ジャム、ラズベリーソースが隠れています。
飾りにシャンパンで煮込んだ葡萄コンポート、仕上げに葡萄の皮を煮詰めたソースを添えています。
直前でソースをかけて。ソースが広がっていく姿には、息をのんでしまいました。
ソースの使い方は、フレンチレストランならでは。
ぶどうの上品な甘みと酸味が際立ち、口の中いっぱいに広がります。
祗園 北川半兵衛ほうじ茶を使用したシフォンケーキ。シンプルな焼き菓子だからこそ、パティシエの技術が問われます。
これまでに味わったことのない弾力と生地のきめ細かさは、感動を覚えるレベル。
定番の焼き菓子を昇華させた、ひとつもふたつもステージが違うシフォンケーキです。
こちらは事前予約でホールで購入できますので、お土産にも最適です。
最後にコーヒーを頂き、充実のデセールコースが終わりました。美味しいスイーツからしか得られない満足度で満たされました。
デセールのみですが甘味が先行することなく、毎皿、新しい気持ちで楽しめました。これは奥田さんの素晴らしい構成力がなせる技だと思います。
内容は季節ごとに変わりますので、旬のデセールを楽しんでほしいと思います。
甘味、酸味、香り、食感、技術を存分に味わえる記憶に残るデセールコースです。
普段はフレンチレストランとのしての営業です。ぜひデセールコースの予約をして、作りたてのデザートを楽しんでください。
店舗情報
店名:Le Rokujian ル ロクジアン
住所:京都市左京区岡崎南御所町40-20
お問い合わせ:080-3797-6900
営業時間:18:30~23:30
定休日:月曜日
https://www.instagram.com/le_rokujian/