大分県南の磯フカセ釣りでよく肥えた肉厚クロが続々ヒット【深島】45cm超えも顔見せ!
大分県南の深島で磯フカセ釣りを楽しみました。この日はクラブの月例会があり、くじ引きの結果、コータクの裏へ瀬上がり。朝一番に36cmのクロを釣り上げ、瀬替わり後の屋形島周辺では、丸々と肥えた肉厚なクロが次々とヒットしました。最終的には45cm超えも登場し、クラブ員全員が笑顔あふれる釣行となりました。
大分の深島でグレ釣り競友会
2025年2月16日、この日は私の所属するクラブ「福岡グレ競友会」の月例がありました。開催場所は、大分県南の深島となり、渡船はふかしま丸さんにお世話になりました。
天気予報では、夜中から朝にかけては雨予報…のせいか、朝6時出船でもいつもは満員御礼の深島の磯、クラブ員が上がる磯は十分にありました。
まずは、ハチマンから瀬上がり、森崎鼻、モッコクなどなど有名な磯へと渡っていきます。
私はくじ引きで、コータクの裏に上がることとなりました。初めての場所です。コータク、コータクの中には過去に何度か上がったことがあります。いずれも、本命のクロを始め、イサキのシーズンともなれば良型が狙える場所です。
36cmのクロをキャッチ
じゃんけんをして負けたので、海に向かって左からのスタートです。釣研のマスターピース01の浮きを使用して、浮いているクロ、比較的浅いタナのクロを狙っていきたいなと思いました。
左側は、水深もあまりないようで、ちょうどいい具合に磯にぶつかった波がサラシを作っています。
まずはサラシに撒き餌を撒いていきます。つり万の「グレナビ」と「プレミアムレッドグレ」、オキアミを混ぜ合わせた餌をしっかりと5~6杯は投げ込みます。
そして、仕掛けをサラシの先に投入して、ゆっくりと右の沖に払い出す潮にのせます。
すると……張っていたラインが、直線上になりヒット!なかなかの重量感を感じながら、引き寄せたのは36cmのクロでした!
その後に、もう1匹追加をして、10時の見廻り便で瀬替わりすることとなりました。
体高のあるクロを追加
今度は、良く釣れていると前評判の高い屋形島周辺です。ここでは、左からなかなかの風が吹いています。
手前の潮は右に動き、表面に浮いているラインが引っ張られます。潮なじみのいい浮き、釣研のフローズ02を使用。そして、竿先を思い切って海中に突っ込みます。すると、底の潮はゆっくりと左方向に流れているのが分かりました。
ラインを少し張り気味にして、待っているとガツンというアタリが到来します。慎重にやりとりをして浮かせると、おなかがまん丸とよく肥えたクロ!!見るからに美味しそうです。
コツをつかんだので、次から次へとアタリを捉えていきます。いつの間にやら、ライブウェルの中は賑やかになっています。
14時頃、もうすぐ回収時間だなと思っていると……一気に竿までひったくられる魚です。
驚いて、すぐに体勢を整えて応戦しました。ゆっくりと海面から上がってきたのは、体高がぼってりとしたクロでした!長さはそこまでないものの、どのクロも肉厚でしたよ。
他のクラブ員もクロをキャッチ
港に戻ると、クラブ員のみんなもよく釣っていました!
45cmを超える大物賞の方も。
笑顔満開となった月例会でした。
<藤本みどり/TSURINEWSライター>