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史上最大規模の冤罪スキャンダルを描き、政府をも揺るがしたドラマ『ミスター・ベイツvsポストオフィス』6月に独占日本初放送!

海外ドラマNAVI

Photo:『ミスター・ベイツvsポストオフィス』© ITV Studios Limited 2023

2024年元旦より英ITVで放送されるや否や大反響を呼んだ『ミスター・ベイツvsポストオフィス(原題:Mr Bates vs the Post Office)』が、ミステリーチャンネルにて6月に独占日本初放送となることが決まった。

【関連記事】富士通も関連した英郵便局スキャンダルを描くドラマ『Mr Bates vs the Post Office』、英国で話題騒然!

『ダウントン・アビー』を超える好成績

全4話の本作が描くのは、2000年代に実際に起きた英国史上最大規模の冤罪事件。700人以上の郵便局長らが、無実にもかかわらず、ITシステムの欠陥を要因とする問題により窃盗や詐欺といった罪に問われ、家も財産も名声も失い、投獄されたり自殺したりする者まで発生する事態となった。

第1話はイギリスで920万人に視聴され、ITVの過去3年における新作ドラマとしての記録を更新。その後も見逃し配信で多くの人が視聴し、2010年に同局で放送された『ダウントン・アビー』シーズン1を上回る数字をマークした。「より多くの視聴者が、何が起きたのかを理解できるようになった」と言われる本作の大ヒットにより事件が注目され、ITシステムの不具合のせいで無実の罪に問われるという、信じられないような実話に衝撃を受けた視聴者から、「被害者の冤罪を速やかに晴らして補償する」ための新法の制定を求める声が上がり、国中を巻き込んだ社会現象となっている。

主演は、『SHERLOCK/シャーロック』や『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で知られるトビー・ジョーンズ。濡れ衣を着せられた多くの人々の有罪判決を覆す道を切り開いた訴訟を主導した郵便局長のアラン・ベイツを演じる。そのほかのキャストは、『名探偵ポワロ』のモニカ・ドラン、『ラスト・キングダム』のイアン・ハート、『ブロードチャーチ ~殺意の町~』のジュリー・ヘスモンドホールなど。

ミステリーチャンネル宛に放送リクエストが多数届いたこともあり、日本初放送が決定したという。TVドラマというものがいかに人々の心に訴え、国民の認識を変え、世の動きを変える力を持っているかということが実証された『ミスター・ベイツvsポストオフィス』、詳しい放送日時は決定次第お伝えしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ミスター・ベイツvsポストオフィス』© ITV Studios Limited 2023

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