グラノラの新作「脂質70％オフ」「糖質オフ」食べ比べ。毎朝食べるならこれがいいかも。《編集部レビュー》
2024年3月25日、ケロッグの「素材まるごとグラノラ」シリーズから、ヘルシーな新ラインナップ「素材まるごとグラノラ 脂質70%オフ 香るフルーツ」（400g）と「素材まるごとグラノラ 糖質オフ チョコ＆ラズベリー」（340g）が発売されました。
食物繊維が豊富で、ビタミンや鉄分も摂れるグラノラ。これまでの商品とどう違うのか？ 脂質オフ・糖質オフでも美味しいのか？ シリーズ商品を食べ比べてみました。
ホテルニューオータニ総料理長が監修
まず、「脂質70％オフ」と「素材まるごとグラノラ 朝摘みいちご」（500g）、「素材まるごとグラノラ 脂質ハーフ」（420g）を比べてみます。
「朝摘みいちご」を開けて、いちごの大きさにびっくりしました。さすがケロッグの商品内で"いちごの量No.1"です。いちご、レーズン、かぼちゃの種、オーツ麦、とうもろこし、米、小麦が入っています。しっかりと甘く、牛乳に入れて食べてもトロッとして美味しいです。
「脂質ハーフ」のいちごは普通サイズ。「朝摘みいちご」の材料に加えて、クランベリーとパイナップル、栄養豊富な大麦が仲間入りしています。甘みもしっかりありますが、「朝摘みいちご」よりも軽くて罪悪感の少ない食べ心地です。
「脂質70％オフ」はオーツ麦が入っておらず、完全に大麦に置き換わっています。「脂質ハーフ」よりも穀類そのものの味わいがはっきりと感じられますが、食べ心地や満足感にはほとんど差を感じません。
続いて、「糖質オフ」と、同じくチョコレートが入った「素材まるごとグラノラ ヘーゼルナッツチョコレート」（400g）を食べてみます。
「ヘーゼルナッツチョコレート」は、フルーツが入っていないグラノラです。使われているのは、ヘーゼルナッツ、チョコレートフレーク、チョコレートグラノラ、かぼちゃの種、オーツ麦、とうもろこし、米、小麦。甘いクランチチョコが好きならたまらない味です。牛乳を注ぐとチョコレートが溶け出して、味わいが変わります。
同じチョコレート入りでも、「糖質オフ」の味は全く違いました。ビターなチョコレートキューブと甘酸っぱいラズベリー、スライスアーモンドが入っていて、味のアクセントになって美味しいです。チョコレートと穀類の味のおかげで、糖質をカットしていることはほとんど気になりません。
「脂質ハーフ」「脂質70％オフ」「糖質オフ」は、ホテルニューオータニ総料理長の中島眞介さんが監修しています。あっさりしていても寂しくなく、上品な食べ心地です。むしろ毎朝食べるなら、脂質や糖質を抑えた罪悪感の少ないグラノラのほうがいいのでは？ と思いました。好みや食習慣に合わせて選びたいですね。
価格はいずれもオープン。記者が購入した都内のスーパーでは625円でした。
（東京バーゲンマニア編集部 馬場レオン）
