【秦野市】南が丘中3年 矢野仁太さん全中2位に 競泳バタフライ200m
第65回全国中学校水泳競技大会が鹿児島県の鴨池公園水泳プールで8月19日まで開催され、矢野仁太さん(南が丘中3年)が200mバタフライで銀メダルを獲得した。
矢野さんは100m、200mバタフライに出場。100mでは決勝まで進むも8位とメダルには届かなかったが、200mでは2位に輝いた。
昨年も全中の200mバタフライに出場し、予選を突破できずに11位と悔しい結果であったが、今年は雪辱を果たす形となった。後半からの追い上げを得意とする矢野さん。しかし、決勝のレースでは前半からとばしすぎ、体力配分に苦心したという。それでも、終始全力で前を追い続け、自己ベストを更新する2分1秒24でフィニッシュした。大会を終えて矢野さんは「優勝できなかったことは残念だったが、インターナショナル選手標準記録(2分1秒29)を切ることができたことはよかった」と振り返った。
学生時代にチャンピオンスイムクラブで選手として活動した母・佑さん(45)の影響で3歳から同クラブへ。小学5年生から「泳いでいて楽しい」という理由からバタフライを練習し始めた。現在は、週6日クラブに通って練習に打ち込む。クラブには母の現役時代の恩師や友人が指導者として在籍しており、自身も指導を受ける。小学6年生から競技に力を入れ始め、毎月目標のタイムを自分で設定し、一つ一つ達成していったことで順調に力をつけていった。
今後の目標について矢野さんは、「高校ではインターハイで優勝したい」と力強く語った。