【駿府博物館の「模型の系譜ー静岡から世界へ プラモデル100年展」】 プラモデルを自由に加工
静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、静岡市駿河区の駿府博物館で7月20日に開幕した「模型の系譜ー静岡から世界へ プラモデル100年展」。前身の青島飛行機研究所の創立から100周年のプラモデルメーカー「青島文化教材社」(静岡市葵区)の足跡を貴重な木製模型、プラモデル、ボックスアートでたどる。会期は9月8日まで。
青島文化教材社のプラモデルを自由に加工してSNSで発信する「アオシマアンバサダー」のコーナー。「フリーダム」な雰囲気に魅了された。2023年1月にスタートした同制度の3期生の作品が中心。15体の中には、すでに「車」としての姿を失っているものもあり、ファンたちの自由な発想に圧倒される。個人的には横須賀市の絵理ぴょんさん(@cool_wizard)のスタイリッシュなトリコロールストライプに心が踊った。(は)