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高校野球・強豪校を破るチームが増えてきた理由は?

文化放送

野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)8月14日の放送は、ゲストにコラムニストのえのきどいちろう氏を迎え、高校野球で強豪校を破るチームが増えてきた理由について話した。

野村邦丸(パーソナリティ)「高校野球でジャイアントキリングが起きてます。例えば、花咲徳栄が初出場の新潟産大附属に敗れる。それから、智辯和歌山も敗れている。強豪校と呼ばれる学校が負けると、昔だったら、足元すくわれると言われるんですけど、勝ったチームがすごくいいチーム。彼らはなぜ強くなったのでしょうね?」

えのきどいちろう「この現象は、オリンピックでしばらく日本が低迷してたのに、金メダルを取ってる感じにも似てます。野球に関していうと、自分で学習する自習タイプの選手がすごく出てきてるんです。例えば、プロ野球でいうと伊藤大海投手(北海道日本ハムファイターズ)。アマチュア時代にYouTubeで持ち球を研究したりしている。今、ボールの握り方、バウンドの合わせ方など動画がいっぱいあるじゃないですか。自分の問題意識があったり、自分のテーマがある子が、動画を見て自習して、どんどんスキルアップしちゃうんですよ」

邦丸「強豪校ではない学校の子でも、最近は体格のいい子が増えてますよね。なんでかな?と思ったら、体幹トレーニングと検索するだけで動画がたくさん出てきて、自分に合うものをやることができる。食事も無理なく炭水化物をとる方法をやってる」

えのきど「自分で色々なことをみつけられない、身体能力だけでやってる子は伸びないですよね。テーマを自分で見つけられる子は野手でも投手でも伸びると思います。そこにどう助けてあげられるかが、指導者に求められている感じがします。後、学生のデータを取るアナリストって各野球部にいますよね。“こういうデータあるけどどう?”と言って、高校生同士で話し合って、またテーマをみつけて、課題を克服していく。そういう気風になってるので、先輩や鬼コーチが特訓する空気とは、違うんですよね。そういう面白いアプローチをいている学校が地方にいっぱいあるので、それは面白いですよね」

邦丸「はあ~。えのきどさんのお話を聞いて、スッキリしました」

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