街ナカアート 野外彫刻、かぎ編みで彩り 2月15・16日 平和公園で
芸術や文化に触れ、平和を願う市民参加型アートフェスティバル「街ナカアート2025冬」が2月15日(土)・16日(日)、川崎市平和館と中原平和公園(木月住吉町33の1)で開催される。午前11時から午後6時まで。14日(金)7時からは前夜祭。入場無料。主催はコスギアートラ・ファブリカ実行委員会。
今回のイベントの目玉企画が、カラフルなかぎ編みのモチーフで平和公園の野外彫刻を包み込むヤーンボミング。編み物を通じて仲間づくりを行う「シルク・ドゥ・フィル(糸のサーカス」(高橋三千子代表=人物風土記で紹介)が、町内会や老人会、民生委員のメンバーら地域を巻き込みながら約半年がかりで作品のモチーフを編み上げた。
参加者が主役
楽器やフラッグ、アート作品などの自身をアピールするものを持ち、自由な衣装で平和を呼び掛けながら歩くピースパレードは両日2時35分にスタート(参加希望者は20分前に平和館に集合)。平和館を出発し、平和公園内をパレードする安全なコースを歩くのでベビーカーや小さな子ども連れでも参加できるという。
1時から平和館で行うホールステージはバンド演奏やダンス、和太鼓、紙芝居などが披露される。かぎ針編みでモチーフを作る体験ブースも用意する。実行委員長の横井史恵さんは「文化芸術活動を触媒として、多くの市民が出会い、つながり合える機会を創出したい」と思いを込める。詳細はウェブサイトへ。