桜と一緒に楽しむならどっち?【松川茶屋】期間限定「お花見いちごパフェ」登場!! 話題の「富山城抹茶パフェ」と双璧!?
4月に入り、富山県内各地では今週から来週にかけてソメイヨシノが見ごろを迎えそう。
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とりわけ富山市まちなかの桜の名所として知られるのが、松川べり。約2.5kmにわたって500本を超えるソメイヨシノが植えられていて、春には海外からも花見客が訪れる人気のスポットです。
そんな松川べりの桜をゆったり満喫しながら、お花見グルメを楽しむことができる特等席が「松川茶屋」です。お花見のこの時期限定で、新しくパフェが登場しました。
城址の風情が漂う松川茶屋
松川遊覧船の乗り場も兼ねる松川茶屋。
富山駅と富山城址公園とを結ぶ城址大通りと松川が交差する塩倉橋のたもとにあり、海鼠壁風の平屋が城址の風情になじみます。
店内もレトロな装いで統一されていますが、綺麗に整えられたモダンな雰囲気。松川に面した一面はガラス張りになっていて、桜シーズンに限らず、四季折々の水辺の風景をゆっくりと楽しむことができます。
あなたはどっち!? シーズン限定パフェ or 茶屋名物パフェ
桜シーズンだけの限定「お花見いちごパフェ」
茶屋というだけあって、メニューも北海道産小豆で作った自家製あんのぜんざいや白玉、みたらし団子や甘酒など、昔を偲ぶ和な甘味が充実しています。ほかにも、そばやうどんといった軽食も味わえるのですが、桜が見頃となるこの季節だけ限定で販売されるのが、「お花見いちごパフェ」。
春を感じる鮮やかな見た目。
たっぷりのクリームにいちごがたくさん盛られています。
パフェに添えられた花は、桜もち。もっちりした桜もちの甘さが、甘酸っぱくジューシーないちごを引き立ててくれます。
カップの中から下にかけて入っているのは、いちご、グラノーラ、スポンジケーキ。たっぷりのいちごジュレとバニラアイスと混ぜ合わせながら食べるとちょうどいい感じです。
こぼれたり、溶け落ちたりする心配もないので、カップを片手にお花見散策するのも簡単!
目の前に広がる満開の桜と口の中に広がるサクラ味を一緒に楽しめるのは今の季節だけ、となれば迷うことなく注文してしまいそう。
富山城を攻略しながら食べる「富山城抹茶パフェ」
一方、松川茶屋の名物として話題のパフェがもうひとつあります。
それが「富山城抹茶パフェ」。
注目は、パフェの上に堂々とそびえる富山城の形の最中です。
その高さはパフェのカップと同じぐらい。うっかりバランスを誤ると、そのまま崩れ落ちてしまいそうな存在感です。
「最中の皮にアイスや白玉などを自分好みにのっけて、富山城を攻略しながら食べてもらえたら」と、店長の中村珠太さん。
裏から見ると、こんな感じ。
パフェには、自家製の抹茶ゼリーにわらびもち、抹茶アイス、バニラアイス、スポンジケーキ、白玉などが何層にも重なっています。
富山城の最中をとって、好きなものをアレンジしながら食べるのが“城攻略”のカギです。
贅沢にたっぷりのせるもよし、そのままサクサク最中を味わうもよし。
攻略の仕方は自由です。
戦国武将になったつもりで富山城を攻略し、そのおいしさを味わい尽くしてください。
「荒城の月」が生まれた情景ーー瀧廉太郎の記念館も
「松川茶屋」には、日本を代表する作曲家、瀧廉太郎の功績をしのぶ記念館もあります。
なぜ瀧の記念館がここにあるのかと言うと、瀧は幼少時代、父の転勤に伴って富山城敷地内にあった小学校で学んだことがあるから。そして、有名な「荒城の月」が、富山で過ごした城や立山連峰と月夜などの景色や当時の叙情がモチーフのひとつになっていると言われていて、この地に大きな所縁があるのです。
風情ある城址と桜並木を眺めながら、甘味で一服。
富山のまち散策にぴったりのひと時になりそうです。
【松川茶屋】
住所 富山県富山市本丸1-34
営業時間 10:00~17:00
定休日 月曜