ただ茹でるだけはNG！夏の食卓で活躍する「そうめんの失敗しない茹で方」

7/12(土) 17:00配信

YouTubeでさまざまな料理の技を紹介する動画が大人気の岩野上幸生さんによる、プロのテクニックを使ったレシピシリーズ。今回ご紹介するのは、「そうめんの茹で方」です。「ただ茹でる以外に何かおいしくする方法はあるの？」と、筆者も興味津々です。今の季節にぴったりですね。さっそく紹介します。

教えてくれたのは……岩野上幸生（いわのうえこうせい）さん

料理人歴21年、15年間飲食店経営をしながら企業コンサルティングや料理の技術指導などを行っています。YouTube（飲食店独立学校 /こうせい校長）で、ちょっとした工夫で役立つ料理方法など発信中。著書『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』（KADOKAWA）。

そうめんは暑い季節に食べたくなりますよね。でも茹ですぎて柔らかくなったり、コシがないといった失敗をしていませんか？　こうせいさん考案のこちらのレシピは茹でたり、冷やしたりするときの温度がポイントで、いつものそうめんが格段に美味しくなります。その作り方を見ていきましょう。

事前に氷水とザル、ボウルを用意しておきます。

たっぷりのお湯（麺の重さに対して20倍）を沸かします。

沸騰したら火を止めて、氷をひとつ入れます。

そうめんを入れて1分間火を通します。少しかための仕上がりになります。

菜箸を使って優しく混ぜます。

1分たったらザルにあげて、水道水で温度をゆっくり下げます。麺を混ぜながら、何度か水を入れ替えてじんわり冷ますのがポイントです。

ある程度熱が冷めたら、麺同士をこすり合わせるように優しく洗います。表面のぬめりがなくなるまで洗います。

用意していた氷水にザルに入れたそうめんをつけて冷やします。氷水で冷やすことでコシのある食感になります。

盛り付けて完成です。ひと口かふた口で食べれるように盛り付けるときれいに仕上がります。お好みの薬味を添えてお召し上がりください。

いかがでしたか？　茹でる時間は1分だと短く感じた方もいたかもしれませんが、茹でる時間や火を止めて茹でることがコツのひとつと言えます。夏はやっぱり食べたくなるそうめん。気になった方はぜひ作ってみてくださいね。

kurihaku／ライター

記事へのご意見最終更新: 7/12(土) 17:00