【激しい雨のおそれ】あす5日は低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水などに注意 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年8月4日更新
北海道のあす5日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
あすは一部で大雨に注意
こちらは午後9時半の雨雲の様子です。
きょう4日(月)の夜も湿った空気の影響で所々で雨が降りますが、雨の降り方は弱いでしょう。
日付が変わると道央や道南で雨が強まります。
朝は道北や道東方面でも雨が強まるでしょう。一部、濃いオレンジの表示。1時間に30ミリの激しい雨の降るおそれがあります。あす5日(火)午後6時までの24時間に道南の多いところで120ミリの大雨になります。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水などに注意して下さい。
「激しい雨」ってどんな雨?
1時間に30ミリ以上50ミリ未満の雨を激しい雨といいます。傘をさしても跳ね返りで体が濡れる、雨音で寝ていても目が覚めるほどです。車はワイパーを速くしても効かないほどの降り方で、アンダーパスなどが冠水するおそれもあります。これから大雨シーズンなので、激しい雨と聞いたら、こんな雨が降ると思ってください。覚えておきましょう。
5日(火)の天気と気温
江差ではきょう4日(月)の夜9時以降雨が降り出します。あす5日(火)朝の通勤時間帯は激しい雨に注意して下さい。
あす5日(火)の天気と気温です。
各地で雨が降り、昼頃にかけて道南や内陸で激しい雨が降るでしょう。落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。最高気温は28度前後で、ムシムシジメジメしそうです。
旭川ではあす5日(火)は雨ですが、8日連続で真夏日の予想で、湿度が高く不快な暑さになりそうです。
あす5日(火)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
午前を中心に雨で、道南方面で昼前にかけて激しい雨に注意して下さい。午後も小樽など石狩湾周辺で弱い雨の降る時間があるでしょう。
道北・空知です。
朝は各地で雨が降り、名寄や富良野で雨が強まりそうです。午後も所々でにわか雨があるため、天気の急変に注意して下さい。
道東・オホーツク海側です。
道東は日中いっぱい雨が降り、濃い霧もかかるでしょう。オホーツク海側は午前を中心に雨が降り、夕方も北見や紋別でにわか雨がありそうです。
5日(火)からの週間天気予報
札幌ではあす5日(火)朝は大きな水たまりができるため、泥はねにも気を付けて下さい。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
今週は曇りや雨の日が多くなります。水曜は日が差しますが、木曜から土曜は日本海側を中心に雨が降るでしょう。ムシムシジメジメした日が多くなります。
太平洋側です。
水曜は晴れますが、水曜の夜から道南で雨が降り出し、木曜は雨が強まるおそれがあります。真夏日は少なくても、湿度が高いため、食中毒にも注意して下さい。
5日(火)の札幌の朝昼晩の天気
あす5日(火)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
朝は雨で、夕方もパラっとありそうですね。午後も天気が変わりやすいでしょう。札幌で大雨になることはなく、1週間ぶりに真夏日から解放されますが、蒸し暑いのでタオルなどを忘れないで下さい。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※4日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU