LED光栽培のレタス? 玉川学園で販売
玉川学園(小原芳明理事長)のLED農園(サイテックファーム)で栽培したレタスが現在、同学購買部で販売されている。店頭に並んでいるのは3種類で、サラダの主役となるようなシャキシャキとした食感が特徴的な「プレミアムフリル」や、ビタミンCなど抗酸化成分が豊富に含まれる「レッドファイヤー」。そして、葉が柔らかく甘みのある「グリーンリーフ」だ。
太陽の代わりに
同事業を担う農学部の渡邊博之教授によると、太陽の代わりにLED光源を使用し栽培したものといい、光の色を調整することで野菜の栄養や味、食感を変えているという。今回販売に至ったのは、完全閉鎖型のクリーンルーム内で栽培することで、「天候に左右されずに安定供給ができるため」と話している。
渡邊教授は「レタスのみならず現在、同じくLEDライトを用いてハーブ類の栽培も進めている。販売に向けて力を入れていきたい」としている。