星野リゾート「氷のホテル」今年もオープン！天井も壁も家具も氷…本当に一晩過ごす？【トマム】
冬のシーズンには、国内外から約21万人の観光客が訪れる『星野リゾートトマム』。
この時期限定で、氷でできた街「アイスヴィレッジ」が現れます。
この記事では、そんな「アイスヴィレッジ」にオープンした「氷のホテル」を紹介します。
すべてが氷でできたホテル
ドームの天井や壁、家具など全てが氷で造られている「氷のホテル」。
中は直径8.5メートル、高さ3.5メートルの広さで、約1か月かけて造られました。
室内には氷で飾り付けられたキャンドルやスピーカーなども設置され、まるで高級ホテルの一室のような雰囲気です。
「マイナス20℃30℃となる寒さを皆さんに楽しんでもらいたい」と話すのは、「アイスヴィレッジ」の阿部涼香村長。
阿部村長によると、今年のコンセプトは「自分と向き合う自分時間」。
アイスドームのピンと張り詰めた冷たい空気の中、ゆっくり自分と向き合う時間を持つことができます。
温泉や食事も充実
部屋の外には、約12トンの巨大な氷のブロックと白樺に囲まれた"氷の露天風呂"がありますよ。
お湯は近くの温泉から運んでいるとのこと。
幻想的な風景の中で、45℃の温泉が冷えた体を温めてくれます。
温泉の後は、温かい食事を楽しみましょう。
夜食として、カニやエビがたっぷり入ったクラムチャウダーを味わうことができます。
ベースになる牛乳は、近くの牧場で絞られたものなんですって。
本当に一晩過ごせるの？
しかし、実際に宿泊して一晩過ごすとなると心配なのは寒さ。
室内は風が通らず外より暖かいとはいえ、取材時の室温は-0.9℃でした。
本当に快適に過ごせるのでしょうか？
阿部村長によると、ホテルにはもこもこのパジャマのほか、寒冷地用シュラフが用意されているんだそう。
-20℃の中でも、シュラフの中は約25℃に保たれるといいます。
また、宿泊者は同じ敷地内のホテルに宿泊することが条件になっているため、万が一寒すぎて眠れないという場合はホテルに戻れば安心です。
「氷のホテル」に宿泊できるのは2月末まで。
ここでしか味わえない素敵な経験ができそうですね。
＊みんテレ1月19日OAのものです
（上記の情報は記事作成時点でのものです。
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