相模台公園 生まれ変わった遊具 相模台中が協力
相模台公園(桜台)のプレイウォールがリニューアルし、お披露目会が3月20日に行われた。新しくするにあたり、相模台中学校3年生が卒業制作で協力した。
同園を管理する麻溝公園グループパートナーズが老朽化した遊具やベンチを改装し、さらに楽しんでもらえる場所にすることを目的に企画した。対象となったのは約50年前からあるプレイウォール。公園のすぐ隣にある同校に参加を依頼。4面のうち1面(12平方メートル)を3年生約160人が2月下旬から下地を塗り、数日かけてデザインペイントをした。有志を募り寒さに耐えながら放課後に作業した日もあった。
生徒たちはテーマを「光」に設定し、色とりどりの花や蝶、青い鳥などを描いた。たくさんの色が使われていることから、「プレイウォールで色鬼をしてほしい」という思いが込められている。生徒の一人、山崎結花さんは「みんなで作るのは初めてなので良い思い出になった」と嬉しそうな様子を見せた。近くのイベントに参加後、新しいプレイウォールを眺めていた男性は「壁に絵を描くのは難しかったと思う。こういった生徒の取り組みが地域連携にも活かせたら」と話した。
残りの3面は次年度以降、同校の授業の一環として塗られる予定。