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傑作SFホラー『ザ・フライ』新作映画が企画中 ─ 巨匠デヴィッド・クローネンバーグに代わり新鋭監督が就任

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巨匠デヴィッド・クローネンバーグ監督によるホラー映画の傑作、『ザ・フライ』(1986)の新作映画が企画されていることがわかった。米が報じている。

『ザ・フライ』は、フランスの作家ジョルジュ・ランジュランの小説『蝿』を原作としたSFボディ・ホラーで、『ハエ男の恐怖』(1958)のリメイク。ジェフ・ゴールドブラム演じる科学者セス・ブランドルは、物体の転送装置「テレポッド」を開発し、自らその実験台となる。ところが、実験中のポッドに一匹のハエが紛れ込んでいたことから、セスとハエのDNAが融合し、翌日からセスの身体に異変が生じていき……。

報道によれば、新作映画は『ザ・フライ』のリメイクではなく、クローネンバーグ版と世界観を共有する物語になるとのこと。監督・脚本は『ナニー』(2022)が高く評価された新鋭ニキヤトゥ・ジュースが務める。プロデューサーは『フィアー・ストリート』シリーズや『フォードvsフェラーリ』(2019)のピーター・チャーニン&ジェンノ・トッピング。製作は20世紀スタジオが担当する。

本作のプロットは謎に包まれており、キャスティングも不明だが、監督のニキヤトゥ・ジュースは現在最も注目されるホラー監督のひとり。次回作ではジョーダン・ピール率いるMonkeypaw Productionsとタッグを組むほか、サンダンス映画祭で高評価を受けた自身の短編映画『Suicide by Sunlight(原題)』を長編映画化する企画、さらにジョージ・A・ロメロ監督『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)の続編企画が待機中である。

『ザ・フライ』新作映画(タイトル未定)の撮影・公開時期は未定。

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