かわいい家の施工事例3選|建てる際のポイントや注意点も解説
かわいい家を建てたいとお考えですか?
せっかく家を建てるなら、自分の好きなデザインを詰め込んだ理想のかわいい家を建てたいですよね。
そこでこの記事では、かわいい家を建てるときに参考になる施工事例3選や建てる際のポイント、注意点について解説します。
ぜひ最後までご覧いただき、かわいい家づくりの参考にしてみてください。
かわいい家の施工事例3選
かわいい家の施工事例を3つご紹介します。かわいい家を建てる際の参考にしてみてください。
曲線のある外観が特徴的なかわいい家
玄関横の丸みのある外壁が特徴的な、2LDKの平屋。
円形部分には4つの上げ下げ窓が並んでおり、採光も十分です。宅内はリビングから続く中2階の書斎になっています。
ダイニングテーブル横のかわいいモザイク柄のタイルがよいアクセントになっており、キッチンの後ろの壁には淡い緑色が用いられています。
ブラック系の家電などを配置することで、かわいいながらスタイリッシュなデザインにすることが可能です。
かわいい子ども部屋のある家
レンガのデザインを取り入れた2トーンの外壁がかわいい、4LDKの2階建て住宅。
外壁には妻飾りも設けてあり、プロヴァンス風の仕上がりです。
また、子ども部屋はシャンデリアや小上がりスペース(ヌック)につながる三角屋根のような仕切りもかわいい印象を生んでいます。
かわいさとシンプルさのバランスが優れた家の実例です。
かわいくてスタイリッシュなリビングのある家
外観の片流れ屋根や十字窓が特徴的な、3LDK平屋。ウッドデッキスペースにつながる出窓には、レンガ風の外壁が施されています。
リビングスペースは落ち着いたカフェのようなデザインで、「かわいい」要素も散りばめられています。
吊り下げ照明が室内の雰囲気とマッチしています。また、リビングに隣接する洗面スペースには、発色のよいモザイクタイルを採用。かわいさとともに、スタイリッシュな印象も与えています。
カフェのような落ち着いた空間を目指す方におすすめの施工事例です。
【場所別】かわいい家を建てる際のポイント
かわいい家を建てるときのポイントを、場所ごとに解説します。
内装のポイント
内装では、壁紙や天井などのデザインにこだわりましょう。壁紙や天井は面積が広いため、デザインを少し変えるだけで部屋の印象が大きく変化します。
たとえば、明るい色の壁紙を用いたり、天井を木目調のデザインにしたりすると、かわいい見た目になるでしょう。壁一面だけに柄の入った壁紙を取り入れて、そのほかの面はシンプルな白色の壁紙にするのもおすすめです。
壁紙は、基本的に後から張り替えができます。そのため、自分の好きなかわいい壁紙を積極的に取り入れるとよいでしょう。
外構・外観のポイント
外構・外観では、家の外壁や玄関周り、塀などのデザインや素材が重要です。また、外観全体のデザインを統一することで、かわいい印象に加えてスタイリッシュな雰囲気を作り出せるでしょう。
たとえば、家の外壁をレンガ風の素材にしたり、妻飾り(三角屋根の下部に設ける飾り)を設けたりすると、かわいい印象の外観に仕上がります。加えて、塀に外壁と同じ素材を用いることで、外観全体に統一感が生まれるでしょう。
このほかにも、屋根を切妻屋根(三角屋根)にするとかわいい印象につながります。
外構・外観は家の第一印象につながる部分です。素材やデザインを考えて、かわいい家を造りましょう。
窓・ドアのポイント
窓やドアにも、かわいい家につながるポイントがあります。
まず窓の形状やデザインです。日本の家の窓は、横にスライドする引き違い窓が一般的ですが、上下に開閉する上げ下げ窓や固定されているフィックス窓などもあります。また、窓の形状も四角だけではありません。たとえばアーチ状の窓を選んだり、十字枠のついた窓(十字窓)を取り入れたりするだけで、かわいい印象を生み出せるでしょう。
次に、窓の配置もポイントです。たとえば、縦長の長方形窓を横に3〜4枚並べるだけでも、おしゃれでスタイリッシュな見た目になります。
このように、窓の形状やデザインのポイントも押さえることで、かわいい家を実現できるでしょう。
家具のポイント
かわいい家を目指すなら、配置する家具にも注意しましょう。
家具は、内装とのつながりやバランスを意識することが重要です。たとえば、内装に特徴的な色を取り入れていれば、同系色の家具を配置するとつながりや統一感が生まれます。また、全体的に白色の内装の中に、シックな色の家具をいくつか配置する方法もおすすめです。部屋全体の色のバランスがとれます。
なお、内装と家具の統一感にこだわりたい場合には、造作家具(オーダーメイド家具)もおすすめです。
かわいい家を建てる際の注意点3つ
かわいい家を建てる際に注意したい点は、以下の3つです。
・長期間住み続けられるデザインか・快適性や機能性は確保できているか・デザインは変えやすいか
それぞれくわしく見ていきましょう。
1.長期間住み続けられるデザインか
かわいい家を建てる場合には、長期間住み続けられるデザインかどうかを冷静に判断しましょう。家を建てる際はかわいいと思って取り入れたデザインでも、数十年間住み続けるうちに好みが変わることもあるためです。
具体的には子どもの独立後の生活や、老後に夫婦2人で生活する状況も想定するとよいでしょう。
「かわいい」だけを考えずに、将来にわたって飽きのこないデザインにすることが重要です。
なお、かわいいデザインを取り入れつつ、落ち着いた雰囲気もあわせ持つ家を以下の動画でご紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
【カフェ風を超えた「インスタ映え」する平屋】【大人かわいい暮らし】見学会のお家をご紹介!第231回【ルームツアー】【Floor Plan】
2.快適性や機能性は確保できているか
快適性や機能性の確保も注意したい点です。かわいいデザインを重視するあまり、住みにくい家になるのは避けなければなりません。
たとえば、家の外壁にかわいいデザインや素材を取り入れる場合、メンテナンス費用について考慮しないのは危険です。また窓の形状についても、かわいいデザインを意識しつつ、日々の使い勝手や掃除のしやすさなども含めて検討しなければなりません。
かわいいデザインにばかり気を取られず、長期間住むことを念頭に快適性や機能性も重視しましょう。
3.デザインは変えやすいか
かわいい家を建てる場合、「かわいい」要素を取り入れた場所のデザインが変更しやすいかどうかも重要です。
家に住み続ける中で好みが変化した場合、たとえば屋根の形や外構などはデザインを変えたくても基本的に変えられません。そのため「かわいい」要素は壁紙や配置する家具などに取り入れるのがおすすめです。壁紙や家具であれば、好みが変化しても張替えや交換で対処できます。
デザインの好みが変わる可能性があることを頭に入れて、「かわいい」要素を取り入れる場所を検討しましょう。
まとめ:かわいい家のデザインは長期間生活できるものにしよう|快適性や機能面の確保も忘れずに
この記事ではかわいい家の施工事例3選や、建てる際の場所ごとのポイント、建てるときの注意点について解説しました。
かわいい家を建てたい場合、デザインばかりに目が向いてしまう方も多いでしょう。
しかし、家は長期間住み続けるため、快適性や機能面の確保や飽きのこないデザイン性も重要です。
記事内でご紹介した場所ごとのポイントや注意点も参考にしていただき、理想のかわいい家を実現しましょう。