【セ・リーグ首位攻防第2R】巨人・井上温大と阪神・才木浩人が見応え十分の投手戦か
2勝1敗、防御率2.12の井上
巨人・井上温大が6日の阪神戦(東京ドーム)に先発する。今季は5試合に登板して2勝1敗、防御率2.12。8勝を挙げた昨季に続いて順調な滑り出しだ。
前橋商高からドラフト4位で入団して6年目。平均147.7キロのキレのいいストレートから114キロのカーブまで、緩急を活かして安定した投球を続けている。
阪神戦は今季初登板。昨季は3試合で1勝2敗、防御率4.91とやや苦手にしていた。現在、セ・リーグ首位打者の森下翔太や本塁打と打点二冠の佐藤輝明ら主軸が好調だけに、まずは立ち上がりに注意して自分のペースに持ち込みたい。
混戦が続くセ・リーグだが、やはり連覇への最大の敵は阪神だろう。今季は開幕から5連敗して前夜も大敗。同率首位に並んだ阪神戦は今後もカギを握ることを考えると、井上にかかる期待は大きい。
2勝3敗、防御率2.97の才木
初戦に大勝して、17勝13敗1分けの勝率.567で同率首位に並んだ阪神は才木浩人が先発する。今季は5試合で2勝3敗、防御率2.97。昨季13勝を挙げた右腕が黒星先行している。
とはいえ、巨人との相性は抜群だ。昨季は8試合に登板して4勝1敗、防御率1.95。8試合中6試合はクオリティスタート(6回以上自責点3以内)と安定感を発揮した。
相手先発も井上だけに投手戦が予想される。才木らしい粘り強い投球で味方の援護を待ちたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・P.ランバート-広島・森翔平(神宮)
中日・涌井秀章-DeNA・A.ジャクソン(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
西武・上田大河-ソフトバンク・L.モイネロ(ベルーナドーム)
ロッテ・唐川侑己-楽天・古謝樹(ZOZOマリン)
オリックス・東晃平-日本ハム・伊藤大海(京セラドーム大阪)
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記事:SPAIA編集部