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【京都和食穴場】新米の土鍋炊きご飯&松茸土瓶蒸し付で割安本格和食ディナー「北山そわか」

キョウトピ

【京都和食穴場】新米の土鍋炊きご飯&松茸土瓶蒸し付で割安本格和食ディナー「北山そわか」

おおきに~豆はなどす☆今回は、左京区下鴨、宝ヶ池公園すぐの場所にある懐石、和食店。土鍋炊きご飯や今回は秋の味覚松茸付き。それを比較的リーズナブルに食べられる穴場店。

昼も夜もリーズナブル☆土鍋炊きご飯も味わえる穴場和食店

左京区下鴨エリア。宝ヶ池公園西あたり。地下鉄駅で言うなら北山駅と松ヶ崎駅の中間地点、マンションの一角にある懐石料理店『北山そわか』。

以前ランチでお邪魔したことがあり、満足度高かったので、今回はディナーで予約してやってきました。

こちらはもともと高台寺にあった『馳走高月』や、山科毘沙門堂すぐの同系列蕎麦懐石店で計16年ほど研鑽を積まれたご主人のお店。以前蕎麦懐石店に伺ったことのあるメンバーとともにやってきました。

店内は落ち着いた雰囲気ながら、温かみある和を基調とするテーブル席が中心。懐石、割烹店にありがちな座敷席やカウンター席ではないため、カジュアルに和食が楽しめる設え。

この日も続々と予約客が来店し、このあと満席に。わりと中高年層の女性客が多い印象でした。

坪庭や季節のお花も店内に飾られ、季節を感じながら食事できる設えに。

今回は予約の段階で料理を注文。ディナーは税込4070円、6270円、8470円の三段階のコース。今回は6270円以上のコースで季節の松茸メニューが付く、ということで6270円のコースでお願いしました。まずは瓶ビールでスタート。

先付。
秋野菜と茸のあんかけ。茸は数種類入っており、上品な出汁をベースにしたあんかけがちょうど夜は冷え込む季節にピッタリ。

続いて、お造り。
左から、鯛、本マグロ、鯵、カワハギの昆布締め。そして、お醤油の他、自家製の梅酢ダレも添えられています。

特にあっさりとした味わいのカワハギの昆布締めは身の締まった食感と昆布の旨味、それと梅酢の酸味がいい具合に調和し、皆に好評でした。

続いて秋らしい一品。ぐじと松茸の土瓶蒸し。酢橘も添えられています。

松茸を久しく食べてなかったメンバーぞろいで、この機会に秋の味覚を楽しめ、皆喜びひとしお(笑)

こちらのスペシャリテ、炙り玉味噌玉子。
出汁巻き玉子の上に玉味噌をのせ、炙ったもの。濃厚な玉味噌と柔らかい出汁の効いた玉子焼きが合わさってとてもリッチな味わいで絶品。お酒が欲しくなる一品でもあり(笑)

八寸。
塗り物の重箱に入った3皿。中央に鰆の塩麴焼きと丸十、揚げ銀杏、牛蒡煮しめ、アスパラガスなど。その上、左小鉢は水菜とエノキのお浸し、右小皿は鰯煮ほか炊き合わせ。

その後、続々とテーブルにお皿が並び、ちょうど炊き立ての土鍋新米ご飯も。それ以外は牛肉のしぐれ煮、ちりめんじゃこと刻み沢庵和え、香の物3種。そして、白味噌仕立ての豆腐のお味噌汁。何気にボリューミーな構成に。

いいサイズの肉厚&脂の乗った鰆の塩麴焼きはふっくら仕上げの焼き加減で完璧。皆美味しいと口々に。

郷土料理的、滋賀の赤こんにゃくは箸休めにもなり、彩りとしてもピッタリ。

秋らしく、銀杏やサツマイモ使いで秋を演出。こういったところが和食の醍醐味ですね。遠方から来たメンバーは、やっぱり京都の和食は美味しいね、と感動していました。

他、牛肉しぐれ煮はご飯が進む必須アイテムで、この後ご飯のおかわりラッシュ(笑)新米の美味しさも手伝い、ほぼ完食に近い状態で終了。

最後、水菓子には黒胡麻アイスと餡子、洋梨でしたかね。餡子があるだけで、和菓子的錯覚。

最後、お店オリジナルブレンドの『そわか茶』。桑の葉茶、蕎麦茶をブレンドしたやさしい味わいのお茶。店名でもある『そわか(素和花)』は素朴な和の花のように、という意味だそうです。

どのお料理も素材の味を活かした和食の醍醐味を味わえる内容で、しかも最近の京都和食店のディナーとしては破格の域のコース料理。しかも松茸土瓶蒸し付きですよ奥さん(笑)

秋こそ和食。それをリーズナブルに満足度高く提供してくれる貴重なお店。秋は特に和食店が込み合いますので、お早目の予約をオススメします。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

店名:北山そわか
場所:京都市左京区下鴨南茶ノ木町37 ポートハイム加茂2
電話:075‐701‐8886
営業時間:11:30~15:00(L.O.13:30) 17:30~21:30(L.O.19:30) ※要予約
定休日:水曜日・第1火曜日
公式サイト:https://www.kitayamasowaka.com/

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