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国道171号線の中央運動公園の少し東に以前「東照閣」という小さな中華料理屋さんがありました。

東照閣が閉店した後は「ラーメン泰侖（タイロン）」というラーメン屋さんになっていたのですが、そのラーメン泰侖も少し前に閉店し、先日お店の前を通ると今度は日替わり弁当のお店が新たにオープンしたようです。

お店の名前は「日替わりお弁当屋 みるく」。

なんとも可愛らしい名前のお店ですが、一体どんなお弁当なのでしょうか？

早速行ってきました！

国道171号線沿い、総合運動公園の少し東

国道171号線を東に進み、総合運動公園やジョーシンを過ぎてさらに少し東に行った所にお店があります。

こちらがお店の外観。

外観自体は以前と変わっていませんが、大きな看板が出ているのでお弁当屋さんという事はすぐに分かると思います。

お店の上にある看板は「ラーメン泰侖」のままになっていますので遠くから看板を見ると「ラーメン屋さんかな？」と思ってしまいます。

ご注意を。

お店の場所は阪急夙川駅、西宮北口駅、門戸厄神駅の中間のあたりで、一番近いのが西宮北口駅なのでエリア分けは西宮北口としていますが、電車で行くなら門戸厄神駅からの方が行きやすいかも知れません。

以前と同じ狭い店内を有効に活用

以前から狭い事で有名なお店でしたが、もちろん店内は以前の狭さのまま。

こちらが店内の様子。

カウンターにお弁当やお茶などの商品が並んでいます。

飲食店としては狭い店内ですが、お弁当の対面販売という事なら十分なスペース。

狭い店内を有効に活用している感じですね。

カウンターに並んでいるお弁当にはおかずだけが、味噌汁には具材だけが入っていて、注文してからご飯と味噌汁を入れてくれるシステムになっています。

お弁当はすぐに食べない場合が多いと思いますが、少しでも温かいお弁当を提供しようという優しさでしょうね。

日替わりお弁当屋 みるくのメニュー

日替わり弁当ですが内容はお店の外のボードに書かれています。

こちらがメニューボード。

この日のメニューは唐揚げ弁当ですね。

お弁当は大と小があります。

ちなみに小さな飲食店は現金のみの取り扱いの場合が多いのですが、こちらのお店は各種キャッシュレス決済も使用可能との事。

何が使えるかはお店で確認して下さい。

ボリューム満点、唐揚げ弁当！

という事で早速この日の日替わり弁当を買ってみる事に。

お弁当は大と小がありますがもちろん大に、せっかくなので味噌汁も頂きました。

注文してから店主らしき女性の方が丁寧にご飯と味噌汁を入れてくれました。

イートインスペースなどはもちろんないのでお弁当を家に持ち帰って食べる事にします。

ビニール袋で持って帰ります。

自転車で15分ほどですが、味噌汁がこぼれたりする事もありませんでした。

容器もしっかりしているようです。

袋から出した状態がこちら。

では蓋を開けてみます。

蓋を開けるとまだ湯気が立ち上るくらい温かいままです。

容器の保温性能も良さそうですし、やはり注文が入ってから温かいご飯と味噌汁を入れてくれる事が功を奏していますね。

まずはお味噌汁を一口。

まだ少し熱いくらいです。

具材は薄揚げ、わかめ、ねぎ、出汁の効いた少し濃いめの味噌汁ですが、お弁当の時には少し濃いめの方がよくあいます。

そしてこちらが日替わり弁当。

ご飯はかなりたっぷり入っていてボリューム満点です。

メインの唐揚げ以外にひじきの煮物、パスタサラダ、お漬物が入っています。

まずはひじきの煮物から。

お弁当という事もあってかかなりしっかりした味付けです。

時間をかけてじっくり煮込んでいるんでしょうね。

とても美味しい煮物でした。

パスタサラダはオーソドックスなマヨネーズ風味のサラダですが、パスタが一口の大きさにカットされていたり、意外と手間がかかっていそうです。

そしていよいよメインの唐揚げを。

こちらは思ったより薄味ですが醤油風味が効いています。

お弁当の唐揚げは揚げたてを食べる訳ではないので揚げ方が難しく、揚げ足りなくて生だともちろんダメですが揚げ過ぎてしまうと後から固くなってしまいます。

その辺りの揚げ加減もちょうど良い具合で、中心まで火は入っていますが固くはなっておらずとてもジューシー。

どの具材も手間ひまがかかっていて、こだわりと愛情を感じるとても美味しいお弁当でした。

総合運動公園でのお昼には最適！

駅の近くのお店ではないので帰るついでに買って帰るという訳にはいきませんが、総合運動公園のすぐ近くですので、総合運動公園や体育館に用事がある時のお昼なんかにはちょうど良いのではないでしょうか。

春になったら公園の中でお弁当なんかも気持ち良いと思いますし、ぜひ一度立ち寄ってみて下さい。