からだが喜ぶネバネバ成分。「里芋」と合わせて食べたい食材とは？【便秘改善・むくみ予防】
秋から冬にかけて旬を迎える里芋。比較的カロリーや糖質が低い食材で、整腸作用もあるんだそう。今回は管理栄養士の関口絢子さんに、「里芋と鶏肉の照り焼き」を教えていただきます。
教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
里芋を使って体が喜ぶ一品
今回は里芋を使った腸活にもなるおかずを紹介します。里芋は、芋類の中では比較的カロリーや糖質が低い食材です。里芋特有のネバネバ成分であるガラクタンという水溶性食物繊維が、血糖値の上昇を緩やかにしたり、血中コレステロールを低下させるなど、さまざま健康効果が期待できます。整腸作用もありますので、お腹の健康にも役立ちます。またカリウムが豊富な野菜で、むくみ予防や余分なナトリウムを排出するのにも役立ちます。
「里芋と鶏肉の照り焼き」の作り方
材料
・里芋……200g
・鶏もも肉……1枚
・ごま油（好みの油で代用可）……大さじ1
・しょうゆ……大さじ1
・みりん……大さじ1
・てんさい糖（好みの糖で代用可）……小さじ2分の1
作り方
1.鶏もも肉の皮を外して、ひと口大に包丁で切ります。里芋は皮をむき、ひと口大に包丁で切ります。
※里芋は、あまり大きいと火が通りづらくなります。1cmくらいの厚みになるように切ります。
2.鍋にごま油をひき、鶏もも肉と里芋を同時に入れ、火を通していきます。しっかりと火を通すためにふたをして、しばらく蒸し焼きにします。
※ときどき中の様子を見て混ぜてください。
3.全体に火が通ったら、しょうゆ、みりん、てんさい糖を入れ、混ぜ合わせます。全体に味がなじんだらOKです。
※余分な脂が出る場合は、味つけをする前にキッチンペーパーで拭き取ります。
4.器に盛りつけて、できあがりです。
いかがでしたか？ 鶏もも肉のうま味がプラスされて里芋がリッチな味わいにしあがっていて、立派なメインディッシュになります。ぜひ、作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako／ライター