アンジェリーナ・ジョリーの次男(20)、交通事故で頭部負傷 救急搬送される
アンジェリーナ・ジョリー(49)とブラッド・ピット(60)の次男パックス・ジョリー=ピットさん(20)が、Eバイクで走行中に事故を起こし、救急搬送されたことが明らかになった。パックスさんは赤信号で停車中の車に衝突し、頭部を負傷した。容態は安定しており、翌日には退院する見込みだと伝えられている。
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの次男パックス・ジョリー=ピットさんが7月29日(以下、現地時間)、米カリフォルニア州で交通事故を起こした。
米メディア『TMZ』が報じたところによると、パックスさんは同日午後5時頃、米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるロス・フェリス大通りをBMXスタイルのEバイクで走行していた。当時はラッシュアワーで交通量が多く、パックスさんは赤信号に近づいた時、信号待ちで停車していた車両の後部に突っ込んだ。パックスさんはヘルメットを着用しておらず、車の運転手はすぐさま車外に出て、パックスさんの安否を確認したそうだ。
現場には警察官と救急隊が到着し、目撃者によると、パックスさんは頭部を負傷したようで、直ちにロサンゼルスの病院に救急搬送されたという。
医師達は当初、事故による軽い脳出血を心配したが、パックスさんの容態が安定していたため、翌30日に退院できる見込みだと伝えられている。
なお、パックスさんは事故当時にヘルメットを着用していなかったが、米カリフォルニア州の法律でヘルメット着用はバイクの階級によって異なる。パックスさんのEバイクにヘルメット着用が必要か否かは不明だが、事故当時ヘルメットを着用していれば頭部の負傷は免れたとみられている。
現地メディアの問い合わせに対し、現在のところアンジェリーナとブラッドの代理人はコメントを発表していない。
アンジェリーナはブラッドとの間に、養子の長男マドックスさん(22)、次男パックスさん(20)、長女ザハラさん(19)、実子の次女シャイロさん(18)、双子の三女ヴィヴィアンさんと三男ノックスさん(16)という6人の子どもがいる。アンジェリーナは2016年にブラッドとの離婚を申請したが、現在も泥沼裁判が続いている。
その後、子ども達はアンジェリーナと一緒に過ごしている。ブラッドは、親権協定により未成年の子ども達との面会が認められたが、成人した子ども達とは接触がないと報じられた。
パックスさんはハイスクール卒業後、アンジェリーナが声優で出演した映画『カンフーパンダ3』での声優や、アンジェリーナが監督した映画『最初に父が殺された』(2017年公開)のセットカメラマンを務めた。
また、アンジェリーナが監督を務める最新映画『Without Blood』では、パックスさんが兄マドックスさんとともに制作現場で働いた。
アンジェリーナは2022年8月に米メディア『People.com』のインタビューに応じた際、息子達が自身の映画制作に関わっていることについて、こう語っていた。
「私達は、とてもうまく協力し合っている。映画の撮影クルーが最高の状態にある時は、大家族のように感じているの。とても自然な感じだった。」
当時、マドックスさんとパックスさんは、映画監督と他部門との連絡係として助監督部門で働いていたという。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)