【三山ひろしのさんさん歩】生活に欠かせない「水」が生まれ変わる!?「高須浄化センター」で下水処理の知られざる裏側を体験!
「高須浄化センター」で汚れた水が生まれ変わるまでの過程を見学!
今回は高知市中心部から東へ車で約15分ほどのところにある、高知県高知市高須を散策。
私たちの生活に欠かせない「水」について学べる場所があると聞いて「高須浄化センター」へ向かった。
一体どのような施設なのだろうか?
三山さんと川辺アナを出迎えてくれたのは、高知県 公園上下水道課の二宮健輔さん。
人々が生活する中で使用した水を川や海へ流せるよう下水処理する過程を、優しく教えてくれるぞ。
まずは、下水が流れている場所を教えてくれた二宮さん。
みなさんがよく道路で見かけるマンホールの下が下水の通り道となっている。
三山さんが小型カメラを使って、マンホール内をチェック!初めて見るマンホールの中に興味津々。
青白く濁った水がマンホールの下にある水路を流れている。
めったに見られない光景が広がっている。
続いては、下水が行き着く先の下水処理場へ向かう。
左が浄化前の水、そして右が浄化中の水。
浄化中の水の方が汚れているように感じるが、一体どのようにきれいになっていくのだろうか?
浄化をはじめて半日ほど経つと…
透き通った水へと変化する。
写真では見えにくいが、青いタイルが敷かれた水路部分を浄化後の水が流れている。
なぜこんなにも水がきれいになるのか?試験室へ向かい、理由を教えてもらう!
まるでマジック!汚れた水が綺麗になるタネは〇〇〇にあった!
先ほど下水処理場で見た水をそれぞれ見比べると、浄化後の水のきれいさは一目瞭然!
下水がきれいになる仕組みは、なんと「微生物」にあった。
顕微鏡に映った謎の生き物。この微生物が水の中の汚れを食べ、浄化してくれているのだ。
微生物が食事終えると汚れの塊<汚泥(おでい)>と水がキッパリと分離する。
そのため、きれいになった水のみを川や海へ流すことができるのだ。
恐るべき微生物のチカラ!汚れの塊・汚泥にも使い道が
下水処理を終えたあとに残される汚泥だが、実は意外な使い道がある。
それは、「発電」。
1日最大300トンの汚泥をタンクで加熱することでガスが発生する。
そのガスを活用して「発電」を行っているのだ!
なんと、1200世帯分(1日分の電力)を毎日生み出しているのだそう。
下水道の隠れた有効資源「汚泥」。覚えておきたいキーワードだ。
今大注目!マンホール蓋のデザインに着目した「マンホールカード」
私たちの生活に密接に関わる下水処理場だが、実際に施設へ足を運ぶことは少ない。
しかし、最近の下水処理場はあることで話題を集め、施設へ足を運んでもらえる機会が増えているという。
話題を集めて注目されているのは、マンホール蓋にあしらわれたデザイン。
実は下水道を管理している自治体によって独自のデザインがあるのをご存知だろうか。
そのデザインを活用して作られたのが「マンホールカード」。
今まで下水道のことを気に留めていなかった方には、関心の入り口として。既に関心を持っている方には、蓋の先にある下水道の大切さをより深く理解してもらうために誕生したアイデアだ。
全国で1000種類以上あり、県内でも9種類存在するマンホールカード。今とても注目を集めている熱いカードなのだ!
マンホール蓋のデザイン対決!勝利するのは三山さんそれとも川辺アナ?
マンホールのデザインがさまざまあることに驚いた三山さんと川辺アナ。
せっかくなので、自分たちでもデザインを考えてみよう!ということで三山さんと川辺アナがデザイン対決!
審査員は二宮さんに務めてもらう。
先攻、川辺アナ!左から三山さん、さんさんテレビのマスコットキャラクター・さんのすけ、川辺アナを並べたデザイン画を描いた。
クオリティはさておき、アイデアが光るあしらいだ。それにしても、さんのすけのクオリティが…笑
後攻、三山さん!川辺アナと似た構図で左から得意なけん玉、ビタミンボイスを象徴するイラスト、歌手としての必需品・マイクを並べて、三山さんらしさ全開のデザインを披露した。
デザイン上部にはちゃっかり新曲の曲名がPR要素として盛り込まれているぞ。
果たして審査員・二宮さんがジャッジは…
二宮さん:あの、ちょっと…さんのすけのクオリティがアレなので、三山さんの勝利で!
見事勝利した三山さん!いつの日か、マンホールのデザインとして採用される日が来るかもしれない。
と、期待をしつつ…今日見学させてもらった下水処理のことについて復習しながら笑顔で帰っていくのであった。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
高須浄化センター
住所:高知県高知市高須304
電話:088-866-0311
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや