伊豆湘南道路 、建設促進へ「全身全霊で」 同盟会会長に加藤小田原市長
神奈川県西部地域と静岡県伊豆地域を結ぶ「伊豆湘南道路」の早期実現を目指す「伊豆湘南道路建設促進期成同盟会」の2024年度総会が7月8日、小田原市生涯学習センターけやきで開催された。
総会では役員改選が行われ、今年度からの会長輪番制により加藤憲一小田原市長が新会長となった。任期は2年。
総会には4年ぶりの参加となった加藤市長は、「多くの方に参加いただいていることに驚くとともに、建設促進の機運の高まりを実感している。今後は会長として全身全霊で建設促進に取り組む」と抱負を述べた。
同会顧問の牧島かれん衆議院議員、細野豪志衆議院議員、三浦信祐参議院議員は、同道路の観光や物流、防災の観点からの重要性に触れながら、関係省庁への要望を進める考えなどを述べた。顧問は神奈川、静岡両県の国会議員、県会議員が務め総勢19人となった。
加入団体は今年度からの新規加入を含め、小田原市、箱根町、湯河原町、真鶴町、熱海市、三島市、函南町など自治体と各市町議会、商工会議所、商工会など32団体となっている。またオブザーバーは新規の14団体を含め、神奈川県、静岡県、足柄上地域の1市5町など18団体となった。