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11月11日（火）、3時に自宅を出発し、静岡の熱海に向かう。SNSで「サバが釣れている」との情報を見て釣行。スーパーでは、1尾500円もするので、10尾も釣れれば十分だ。

熱海港でサビキ釣り

6時ごろ到着。釣り場へ行くと、すでにかなりの人がいる。バッカンだけ持って、空いているスペースに置いて、なんとか釣り座を確保。あとはゆっくり荷物を運んで支度する。

周囲を見ていると、まだ釣れていないようで誰も竿を曲げていない。まず、3mの振り出しルアーロッドに、投げサビキの仕掛けをセット。最初はコマセを入れずに投げてみる。

すると、タックルバランスが悪くて、まったく飛ばない。それでも続けていると、仕掛けが着水すると同時にラインが走った。驚きながら取り込んだのは本命のサバ。思っていたより小さいが、まずはオデコ回避。

フカセ釣りでサバ狙い

しばらく続けてからコマセを入れてみる。すると、すぐにウキが沈んだ。しかし、竿を立てると同時に、サビキの上のほうが切れてしまった。ウキだけ浮いていたので、急いで車からタモを持ってきて回収はできた。

スペアはあるが、サビキよりフカセ釣りのほうが釣れそうだと感じて変更。近くの釣具店でオキアミを購入。持ってきた米ぬかに、付けエサを取り分けた残りを混ぜて仕上げる。

ウキ下3mで始める。エサ取りはいないようで、かなり流しても付けエサが残ってくる。しばらくして、ようやく1尾目のサバが釣れた。

しかし、アタリは続かず、周囲でも釣れている様子はない。当日はよくない日なのか、それとも終わってしまったのかと、心配になってくる。

コマセをセーブしながら続け、なんとか5尾まで数を伸ばした。昼の弁当を食べていると、作業船が入って来て撤収を余儀なくされる。

場所移動後に連続ヒット

諦めて帰るかと思ったが、左手のフェンスがあるところに空いた場所がある。急いでバッカンだけ移動して釣り座をキープ。

コマセを先に打ってから仕掛けを投入すると、すぐにアタリ。そこから連続ヒット。今までの渋さがウソのように釣れ続ける。

14時近くなると、少しアタリが遠くなってきた。持参した16Lのクーラーはほぼ満タン。コマセはまだ少し残っていたが、ここで納竿した。

＜週刊つりニュース関東版APC・大熊規男／TSURINEWS編＞

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年11月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。