歌えば心も体もリフレッシュ!アンサンブル小金の「歌声の会」【松戸市】
童謡・唱歌から演歌、昭和歌謡、そしてジャズ。知っている歌も知らない歌でも、歌えば心も体もリフレッシュ。アンサンブル小金が主催する「歌声の会」を訪れました。
新松戸市民センターで毎週練習中
「アンサンブル小金」(工藤温会長)は、2017年に北小金市民センターで活動を始めた「アンサンブル北小金」のメンバーのうち、小金エリアの有志が集まって22年に結成。
メンバーが演奏し、一般の参加者と歌唱を楽しむ「歌声の会」を主催しています。
メンバーのメイン担当はウクレレ、オカリナ、キーボード、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、パーカッション、ティンホイッスルとボーカルですが、曲想に合わせてフルートやギターなどを加えることも。
毎週金曜日に新松戸市民センターに集まり、「歌声の会」に向けての練習に励んでいます。
懐かしい歌も、知らない歌でも楽しめる
「歌声の会」は、新松戸市民センターと小金八坂神社で、それぞれ月1回開催しています。
参加費は200円。
3カ月に1冊、季節に合った歌の歌集(1冊300円)を用意しますが、歌詞はプロジェクターで映し出されるので手元になくても大丈夫です。
5月に新松戸市民センターで行われた「歌声の会」に参加しました。
開始時間前に、会員たちがリハーサルをしていると、すでに来場していた参加者たちが一緒に歌い出し、会場は早くも熱気むんむん。
軽い準備運動と発声練習に続き、正面に映し出された歌詞に従い歌唱が始まりました。
演奏の前には、メンバーの猪又禎祐さんから歌の時代背景や作詞、作曲のエピソードなどの紹介もあり、歌唱にも熱が入ります。
歌い出しが難しい曲では、「はいっ」の掛け声でスムーズに歌に入れました。
参加者に話を聞くと、「懐かしい歌を皆で歌えるのがいいですね。会場のセッティングなどを手伝っています」とのこと。
60〜70代が多い中で比較的若い人にも聞いてみると、「知っている歌は半分くらい。知らない歌が新鮮で、楽しんでいます」と話してくれました。
メンバーを増やして音に幅と深みを
会の目下の課題は、メンバーを増やして音の厚みを増すこと。
ギターやパーカッション、重音を歌うメンバーを加えて、さらに音の幅と深みを出したいそうです。
また、イベントの企画や準備・運営などのスタッフもそろうと、楽器奏者の負担も軽減し、演奏に集中できます。
「『歌声の会』を充実させて、皆さんにもっと楽しんでもらいたい」と猪又さん。
8月の「歌声の会」は23日( 金)と30日(金)に開催。
その他のスケジュールは、新松戸市民センターなどでの掲示の他、下記メールで問い合わせを。(取材・執筆/コラてつや)
※問い合わせ
電話番号/080-4405-0215 工藤
メール/ttouian103@gmail.com 事務局