コストコに先駆けてオープンした山梨県の体験型複合施設「fumotto 南アルプス」の最速現地レポ！ 大規模マルシェや地元グルメが充実！
山梨県にコストコがオープンする……という噂は本当だったらしい。中部横断自動車道 南アルプスIC降りてすぐの場所で、2025年春のオープンを目指して今まさに工事が進められている。
そんな未来のコストコ予定地に、「山と暮らす街」をコンセントにした体験型複合施設『fumotto（フモット） 南アルプス』が、2024年6月30日グランドオープンしたぞ！
オープン初日に行ってきたのだが、「遊ぶ」「買う」「食べる」の全てが楽しめる注目の観光スポットとなっていた。地元らしさも満載で、山梨に来たらぜひとも立ち寄りたい場所！ さっそくどんな施設だったのかご紹介しよう。
・「fumotto 南アルプス」の地域交流エリア
「fumotto 南アルプス」は南アルプスICの横に位置している。東側はコストコがオープン予定の大型商業エリアで、昨日30日に開業したのは西側の地域交流エリア。つまりは、コストコも含めたここら一帯の名称が「fumotto」なのだ。
地域交流エリアは大きな芝生広場を中心に3つのゾーンに分かれている。
まずは “食べる” を楽しむ「ファームベース」。エントランスに1番近いエリアで、大型のビュッフェレストランや、地元フルーツを使ったパーラー、山梨最大級の農産物直売所などが並んでいる。
特に直売所である「fumotto MARCHE」はかなりの品数が揃っていたな。今の時期だと、桃やトウモロコシがメイン。めちゃくちゃ安い……とかではないが、自宅用から贈答用でいけるものまで多種多様な品ぞろえだ。
その他にも野菜や加工品などがたくさん並んでいたし、
ワインなんて100種類以上取り揃えているみたいで驚いた。山梨の地場産品を揃えたいならマルシェに寄れば解決だな！
同じ建物内には地元の人気ベーカリー「IDEAL BAKERY」も入っていて、14時前にはもう全部売り切れてたぞ。
こちらは “遊ぶ” が楽しめるエリア「マウンテンベース」。
ピザやジビエ、ベトナム料理、韓国料理などが楽しめる、山梨初の常設野外フードコートに、
オフロード自転車やラジコンを楽しめるアクティビティもエリアも！ オープン日ということで、ガチ勢の方々が集まっていてイベントもおこなわれていたみたい。
そして最後は、地元の名産品や伝統工芸品のショップが軒を連ねる “買う” を楽しむ「ローカルベース」。
ショップも飲食店も、普通の商業施設とは違って少し変わった店が多いかも。オシャレだったり、こだわりが強かったりね。
山梨の牛乳を使ったスイーツ店や、ご当地グルメ「ほうとう」専門店のほか、りんご飴や生搾りモンブランなど今流行りのスイーツを楽しめる店もあったぞ！
ちょうどランチの時間だったので、地元食材を使ったハンバーガー屋「H-ONE BURGER」で腹ごしらえ。甲州ビーフのパティがうまい……！
今回は店内で食べたのだが、天気が良ければテイクアウトして芝生やテラスで景色を眺めながら食べるのもアリ！ ワンちゃん用ハンバーガーもあるとのことで、外で愛犬と一緒に食べることもできるぞ。
ローカルベースからは、絶賛工事中の東側エリアが見渡せた。ここにコストコができたら、「fumotto」は間違いなく山梨の定番人気観光地になるのだろう。南アルプスは静岡や長野からのアクセスが比較的良いので、これだけ施設が集まれば遠方からの集客も見込めそうだ……！
・南アルプスの魅力があつまるベースキャンプ
3つのエリアの真ん中に位置する芝生広場には、巨大テントのほか水場も設置されていた。これはちびっこ達がはしゃぐやつ……！
綺麗なトイレが完備されていてグルメも豊富、駐車場も無料……となれば、休日にふらっと子供やペットと出かける場所としても良いよね。
大人から子供まで、誰もが南アルプスの魅力を体験できる施設「fumotto 南アルプス」。コストコのオープンに向けてこれからもっと賑わいが増えていくだろうからとても楽しみだ。現場からは以上です～！
・今回ご紹介した施設の詳細データ
施設名 fumotto（フモット） 南アルプス
住所 山梨県南アルプス市十日市場1571-1
営業時間・休日 テナントごとに異なります
参考リンク：fumotto（フモット） 南アルプス、南アルプス市
執筆：まろ
Photo：RocketNews24.