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小学生が野生のクマから身を守る方法学ぶ 上越市立黒田小で市主催の学習会

上越タウンジャーナル

新潟県妙高市でクマによる人身被害が相次ぐなか、同市に近い地域にある上越市の市立黒田小学校で2024年10月9日、クマなどの野生動物に遭遇した時の対応を学ぶ学習会が開かれた。児童らは専門家から、手を組んで頭と首を守り地面に伏せる防御姿勢などを学んだ。

《画像:児童に頭と首を守る防御姿勢を説明する講師の清水あゆみさん》

学習会は上越市が主催し、昨年度まではクマの出没が多い地域の大人を対象に開催していたが、本年度は登下校時の人身被害の防止や地域を巻き込んだ啓発に広げようと、小中学校でも実施。中山間地にある市立東頸中(浦川原区)と、8月と10月に計2件のクマによる人身被害が発生した妙高市に近い同校の2校で行われた。

講師は全国の獣害対策を支援している「うぃるこ」(長岡市)の清水あゆみさんで、全校児童140人、保護者や学校関係者など20人の計160人が参加した。

《画像:「野生動物に人がいることを知らせる」などの説明を聞く児童》

清水さんはクマは早朝や夕方など薄暗い時間帯に遭遇しやすいとした上で、「クマもイノシシも基本的には臆病で襲ってはこない。襲ってくるのは、人間を怖いと思い、やられる前に驚かせて逃げようとしている」と説明。児童にクマとの遭遇を避けるためには、まずは鈴やラジオ、話し声で人間がいることを知らせ、万が一遭遇した場合は声を上げたりせずに落ち着いて背中を向けずゆっくりと距離を取っていくと教えた。

そして距離が取れない場合は、後ろで手を組んで頭と首を守り、うつ伏せになることで大けがを防ぎ、身を守れるとした。イノシシの場合は伏せて体を丸めると効果的という。

《画像:2021年5月14日に上越市五智5の畑に出没したクマ》

また「野生動物との共存は人間と野生動物が里と山で離れて生きていくことで、クマやイノシシが出没するのが当たり前と思わないでほしい。家の周りに食べ物を置かないなどの対策をしてほしい」と話した。

6年生の男子児童(12)は「クマやイノシシが家の近くや学校の帰りに居たら怖い。今回学んだこと生かして、頭や首を守る姿勢をとりたい」と話していた。

上越市によると、今年の市内のクマの目撃件数は10月13日現在68件(昨年同期より6件増)。県は6日、前日に妙高市でクマによる人身被害が発生したことから、県内で被害の拡大が懸念されるとして、「クマ出没警戒警報」を発令し、注意を呼び掛けている。

▽にいがたクマ出没マップ( https://www.arcgis.com/apps/dashboards/20b4d06fb3b34776959a4e69c7a8511a )

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