「旅茶房静岡茶」などPB飲料の販売を終了 JR東海リテイリング・プラス
JR東海リテイリング・プラスが8月下旬にプライベートブランド(PB)飲料の販売終了について発表し、話題を呼んでいます。
同社オンラインショップでは、2024年11~12月頃に下記6点の商品の販売を終了(在庫の状況によっては前倒しになる可能性あり)。東海道新幹線駅構内の一部売店、飲料自販機での販売も終了します。
・旅茶房静岡茶500ml 24本入り
・旅茶房静岡茶280ml 24本入り
・旅茶房ほうじ茶500ml 24本入り
・MontFuji500ml 24本入り
・AROMA EXPRESS CAFÉ ブラック285g 24本入り
・AROMA EXPRESS CAFÉ カフェオレ270g 24本入り
JR東海グループのPB飲料といえば、かつてはジェイアール東海パッセンジャーズ(JR東海リテイリング・プラスの前身、JRCP)の子会社であるトーインが企画・製造などを行っていました。
転機が訪れたのは2012(平成24)年です。JRCPがトーインを吸収合併し、企画・製造から販売までを一貫して行う体制に変更。PB茶系飲料には「旅茶房」ブランドを冠するようになりました。
現在、JR東海リテイリング・プラスが扱うPB飲料は上記の商品のみです。終売の理由について、同社は「コスト高の影響を受け、PBとして維持が難しくなってきたため」としており、今後PB飲料の企画・販売等を行うかどうかは未定とのことです。
SNSでは、終売を惜しむ声も上がっています。