「平塚らしさ」観光に生かせ まちづくりフォーラム
ボランティア団体などの支援を行うNPO法人湘南NPOサポートセンターが主催する「HIRATSUKAまち・ひと・魅力づくりフォーラム」が1月29日、ひらつか市民活動センターで開催された。
当日は、國學院大學観光まちづくり学部教授の楓千里さんによる基調講演のほか、地元企業である横浜ゴム(株)平塚製造所長補佐の長尾亨さん、東海大学建築都市学部教授の梶田佳孝さん、市民有志がパネリストとなったディスカッションが行われた。
基調講演「多様化する時代における、地域の観光まちづくりとは」の中で楓教授は「地域を生かした経済活動である観光と、住み良いまちを創るまちづくりを両立させた、交流人口を増やす観光まちづくりという考え方がある」と提言。
リアルタイムで意見を投稿できるアプリなどを使いながら「平塚の工場見学プログラムはまちの魅力に成り得るか」「湘南ひらつかナビを見る頻度は?」「平塚らしさとは」と質問を投げかけ、平塚における観光まちづくりの可能性を模索した。参加者からは、温暖な気候や自然などのほか、平塚市のスローガンをなぞらえた「あったか」などのキーワードが挙げられた。