【京都中華】昼夜『鴨川納涼床』始まってます☆日本最古エレベーター有する老舗「東華菜館」
おおきに~豆はなどす☆今回は下京区、四条大橋西詰にある橋を渡る人なら誰でも知っている老舗北京料理(笑)5月から毎年恒例の鴨川納涼床が始まってます!
5月は昼夜楽しめる鴨川納涼床☆四条大橋の洋館造り老舗中華
下京区、四条大橋西詰。おそらく知らない人はいないのではないかと思われる、誰もが一度は目にしたことがあるであろう、鴨川沿いの古い洋館造りの歴史的建造物。ここに大正15年建築、昭和20年創業の北京料理の老舗『東華菜館』があります。
この日は旧友と同窓会めいた会食をしようと予約してやってきました。
毎年5月から開始される夏の風物詩・鴨川納涼床。古い京都人の間では納涼床も鴨川は『床(ゆか)』貴船は『床(とこ)』と読み方で区別していたり。
そして、鴨川では5~9月いっぱいまで納涼床が出ていて、主に夜に食事ができるようになっていますが、5月と9月だけは昼も床で食事ができます。
で、今回5月なので最初昼にしようかと迷いましたが、例年5月でも夏日があったり炎天下暑かったりするため、夜に。結果、この日は例年に比べ寒いくらいで、上着着用必至でした(泣)
コースメニューもありましたが、今回は好きなメニューをアラカルトで注文。
前菜からスープ、魚、肉料理、点心など一通りあります。
まずは生ビールの人と頑なに瓶ビール派の私でカンパーイ!
前菜盛り合わせ、若鶏の蒸し物、焼豚、くらげの酢の物、山くらげ、湯葉など、ビールが進む前菜たち。
続いて、春巻き。
老舗らしい皮自家製の玉子タイプのソフトな歯ざわりの春巻き。千切りの豚肉、筍などの具材がたっぷり詰まっていて、個人的に大好きなやつ。
寒いので紹興酒に突入。やたら氷砂糖をすすめる友人(笑)いや、確かに飲み易いけどw
青椒牛肉絲。豚肉ではなく、黒毛和牛タイプ。なので、リッチにちょっと大きめ牛肉を噛みしめる旨さ。
エビチリ。大エビタイプ。プリプリ海老の甘さよ。
そして、麻婆豆腐。豆腐、具材がたっぷりで食べ応えのある麻婆。辛さも程々で美味。
気づくとすっかり日が落ち、四条通を歩く人影と南座がライトに照らし出されよく見えます。
水餃子。注文聞いてから自家製皮で包んだタイプ。これも出来立ての皮の美味しさよ。
で、旧友の一人が吉田神社・元鬼で顔が広く店の人と知り合いで、律儀にサービスしてくれた餡入り揚げ餅。揚げたて表面カリっと、中のこしあん絶妙でいい箸休めに。持つべきは友!(笑)
夜はかなり冷えてきて、紹興酒を燗にしてもらいました(笑)徳利がカワユス。
〆に、八宝菜。クワイやらフクロダケも入ってたかな??正統派の美味しい八宝菜久々に食べたな、と。
今回の会計、メンバー人数で割って一人6500円程度。まあ、床も体験できてこのお値段なら納得ではないか、と。
帰りがけに、せっかくだから日本最古のエレベーターに乗せてもらおうぜ!ということで、無駄に上階へ送迎していただきました。扉の開閉は手動でフットコントローラーもあり、半円型の針表示で進行階を表示。
今回は床でしたが、室内もまたいい雰囲気で、中華料理店とは思えないようなレトロ洋館的内装。
振り返って見上げる彫刻美。
学校・教会などの洋館建築を数多く残した名建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛けた建物の中で、唯一のレストラン建築がこちら。
日本最古エレベーターを備えた歴史的建造物の持つ重厚な雰囲気と、方や京都夏の風物詩である鴨川納涼床が楽しめる唯一無二の存在の老舗北京料理。
今回は地元民中心で利用しましたが、遠方からの来客と会食なら喜ばれること間違いナシ!のお店です。ご参考に。ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
店名:東華菜館
場所:京都市下京区四条大橋西詰
電話番号:075-221-1147
営業時間:
【平日】11:30~15:00(LO 14:30) 17:00~21:30(LO 21:00)
【土日祝】11:30~21:30(LO 21:00)
定休日:無休
関連サイト:http://www.tohkasaikan.com/