イヤミスの女王「湊かなえ」おすすめ作品ランキング
読後、イヤな気持ちになりつつも読者の心をつかんで離さないミステリーのジャンル、“イヤミス”の女王と呼ばれている湊かなえさん。2007年に「聖職者」で小説推理新人賞を受賞し、2008年に同作を第一章とした長編「告白」を発表。心理描写が上手く、多くの伏線を張り巡らすストーリーが魅力で、多くの読者を虜にしています!そこで今回は「湊かなえ おすすめ作品ランキング」をご紹介します!
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【湊かなえ おすすめ作品ランキング】
第1位 「告白」(673票)
第2位 「Nのために」(339票)
第3位 「白ゆき姫殺人事件」(276票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)4739名/調査日:2024年7月31日
本屋大賞を受賞したデビュー作!1位は「告白」!
<投票者のコメント>
「夢中で読んだ。ゾクッとする感覚が忘れられない。映画もすごかった」
「人間の闇が怖かった」
「とても面白くて時間を忘れて読んでしまいました。読み終わったらうわぁ…!と声が出てしまいました。これがデビュー作だと知って、この完成度はすごいと思います」
第6回本屋大賞などを受賞した、2008年に発売されたデビュー作の「告白」。中学校のホームルームで、女性教師は事故死とされた娘がクラスの生徒2人に殺され、2人にある復讐を仕掛けたと告白。章ごとに語り手が変わり、事件の全体像が徐々に浮き彫りにされていきます。凄絶な結末に誰もが驚くはず。2010年に映画化され、松たか子さんが主演を務めました!
純愛ミステリーに引き込まれる!2位は「Nのために」!
<投票者のコメント>
「読み終わったあと呆然としてしまった。忘れられない痛みのようなものが残っている」
「切ない思いが悲しい」
「ドラマが面白かった」
2010年に発売された「Nのために」。タワーマンションで悲劇的な殺人事件が起こり、そこに居合わせた男女4人の証言から、驚くべき真実が明らかになっていく。イニシャルに「N」を持つ登場人物たちが、それぞれが想う「N」のために行動する切なさに満ちた純愛ミステリーに引き込まれます!2014年には、榮倉奈々さん主演でドラマ化されました!
無責任な噂話の怖さを描いた名作!3位は「白ゆき姫殺人事件」!
<投票者のコメント>
「映画もよかった」
「ハラハラして一気に読んだ。すごい」
「どうなっちゃうのか最後までわからなかったから」
2012年に発売された「白ゆき姫殺人事件」。「女の噂話の怖さ」「憶測報道の怖さ」にフィーチャーしたミステリー小説。美人会社員が惨殺され、一人の女に疑惑の目が集まる。無責任な情報が広まっていき、彼女の本当の人物像が見えなくなっていく…。2014年には、井上真央さん主演で映画化されました!