鳥取のご当地パン「マイフライ」1903年創業、老舗パン屋さん亀井堂の工場に潜入!|鳥取市
こんにちは!りんです!
鳥取県東部で販売されているこちらのご当地パン「マイフライ」をご存知でしょうか??
鳥取市にお住まいの方であれば1度は見たことがあるかも!
今回はこちらのパンを作っている「亀井堂」の工場を見学させていただきました~!
おいしさの秘密も教えていただきましたよ~!
鳥取市の子どもが昔からお世話になってきた老舗パン屋さん「亀井堂」
亀井堂は、1903年創業の老舗のパン屋さんです!
120年以上も歴史があるパン屋さんだったんですね~!
また、パンだけではなく、鳥取市内の小中学校の給食用で提供される白米もこちらの工場で炊かれています!
昭和20年後半ごろから給食を作られているとのことだったので、私も亀井堂で炊かれたごはんで育ったんだな~と今頃知りました!
鳥取のソウルフード「マイフライ」
亀井堂のロングセラー商品「マイフライ」。
マイフライは食パンにあんこを挟み、衣をつけて揚げたパンです!
ここ数年、SNSでも話題になり流行中!
市内のスーパーだけではなく、鳥取県八頭町にある道の駅はっとうでも販売されていて、ライダーの方がお土産にたくさん購入されるんだとか!
今まで見たことはあったのですが、重そうな見た目のため完食できる自信がなく、躊躇していました。
ただ、ここ数年SNSで話題になっていたので気になり、食べてみることに!
外側はサックリじゅわ~っとした揚げパンのような食感でおいしい~!
中には、甘すぎないあんこが絶妙な割合で挟まっています!
そして、心配していた重さですが、見た目よりは重くありません!(笑)
自宅では、フライパンで軽く焼いていただきました!
よりカリッと感が増しておいしい~~~~!!!
家族全員が大絶賛!!
アイスを乗せたら絶対美味しいと思い、別日に試してみました!
この時点で週3回もマイフライを食べています!(笑)中毒性のあるおいしさなんですよね~!
温かいマイフライに冷たいバニラアイス。当たり前ですが、かなり美味しいです!!
ぜひ試してみてください♪
マイフライ製造過程
どこか手作りのような温かみを感じる「マイフライ」。
どのように作られているのか気になり、鳥取市徳尾にある工場を特別に見学させていただきました!
まずは、食パンの2辺だけを切り落としていきます。
開発当初マイフライは、売れ残った食パンを利用して作られていたそうですが、現在では生産が追いつかないほど人気で、そのまま食べてもおいしい食パンで作られているそうです!
続いてパンにあんこを塗っていきます!
あんこがスルスル~と塗られた後、耳がある辺とない辺を重ねあわせていきます。
パンの耳が交互にあることにより、硬すぎないけどカリッとした食感になり、揚げるときにも型崩れしにくくなるんだとか!
だから2辺だけ耳を切り落としていたんですね~!
この後は当日の大量製造に間に合うよう冷凍し、衣をつけて揚げます!(揚げる作業は真夜中に行われているそうです!)
衣をつけているため、外側はじゅわ~っとしていますが、中までは油が染みすぎないと教えていただきました。
見た目より重くないのはそのためだったんですね!
揚げて冷ましたものがこちら!
こちらの機械で包装した後、ひとつひとつ人の目で検品して完成です!
どの工程でも人の手が加わっているからこそ、どこか手作り感がある味だったんだな~と納得。
多い時では1日900個もつくる大人気商品です!
まだ食べたことがない方はぜひ一度食べてみてください!
揚げパン好きな方はきっとハマるはず♪
亀井堂の看板商品「サンドイッチ」
マイフライと並ぶ、亀井堂の看板商品といえば、こちらの「サンドイッチ」!
正確な時期は定かではないそうですが、昭和13年(1938年)ごろにはすでに販売されていたんだとか。
そんなにも歴史の長い商品だったんですね~!
ふんわりと柔らかい生地でいちごジャムとピーナッツバターをサンドした、2種類の味を楽しむことができるサンドイッチです!
ジャムは優しい甘さで、ぺろりと食べられてしまいます!
サンドイッチ製造過程
販売当初から使用されている、ピーナッツバターやイチゴジャムは少しゆるめ。
これはには理由があり、当日焼きあがったサンドイッチ用のパンはとっても柔らかく、ゆるめのジャムでないと上手く塗れないからなんだとか。
素早いで手捌きですスルスルと塗られて、ふんわり食パンでサンドされていきます。
それを半分にカットしたら完成です!
包装は手作業でされています。
マイフライもサンドイッチも手作業が多く、手間をかけて作られていることを知りました!
アウトレット商品もある直営店「亀井堂1903」
工場前にある亀井堂の直営店です!
こちらでは、当日作られたマイフライやサンドイッチなどの定番商品や、賞味期限の近いパンなどがお安く販売されています!
10:00のオープン前にはすでに列ができるほど大人気です!
お得なパンの詰め合わせなども販売されていました!
12時前には売り切れの商品もちらほら。
補充はされるそうですが、マイフライも売り切れていました!
こちらの直営店以外では、鳥取市内のスーパーや道の駅はっとう、地場産プラザわったいなでも販売されています!
5代目・地原社長
5代目社長の地原さんです。
創業者の「世のため、人のためになることを」という思いを引き継ぎ、できるだけ地元の方の役に立つことをしたいと教えていただきました!
地元の方にここまで成長させてもらったため、できるだけ地元の方の要望に応えたい。
そのような思いから、注文は基本断らず、どうしても難しければ代替案を出すなどをされているそうです!
「いつ食べても変わらないね」と言っていただける、長く愛される商品にしていきたい!とおっしゃっていました。
ロングセラーのご当地パンをぜひ食べてみてください♪
「亀井堂1903」の店舗情報
住所:鳥取市徳尾122 亀井堂本社敷地内
営業時間:10:00~14:00
定休日:土曜日・祝日
電話番号:0857-22-2100
駐車場:あり