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東希望が丘ミニバス “悔しさ”バネに県頂点 3月の全国切符つかむ

タウンニュース

優勝を喜ぶ選手たち

「第45回神奈川県ミニバスケットボール決勝大会」(12月15日〜1月25日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館ほか)の女子部門で、旭区の東希望が丘ミニバスケットボール部が優勝した。昨年12月の横浜市大会で3位になった”悔しさ”を糧に勝ち進み、3月の全国大会出場を決めた。

約40年の歴史がある東希望が丘。今は東希望が丘小学校や希望ケ丘小学校などの児童が所属し、男女合わせた人数は80人に上る。全国や関東の出場実績も豊富な強豪だ。

佐々木淳一監督によると、今年度の女子チームは身長160cm以上の選手が多く、機動力も備えている。要はフォワードの大窪咲夏(さくな)選手(6年)とガードの中嶋柚子音(ゆずね)選手(同)。ともに身長161cmながら、ドリブルで切り込んだり、外からシュートを決めたりと多彩な攻撃パターンを持つ。2人をはじめ、インサイドからもアウトサイドからも得点を決められるチームだという。昨年6月の県予選を制覇し、関東でも準優勝。昨年末の市大会は3位だった。

市大会のリベンジ

決勝大会には各地区の代表48チームが出場。ブロック戦とトーナメントで優勝を争った。

東希望が丘はトーナメント初戦で、北相地区1位の南ミニバスケットボールクラブと対戦。第2クォーター終了時点で5点差のビハインドだったが、第3クォーターに18対2の猛攻を見せて逆転に成功した。「劣勢のまま進みそうな場面で我慢できた。メンタルの成長を感じた」と佐々木監督は選手たちを称える。

準決勝の相手は、市大会で負けたスプリングスカイドルフィンズ。敗戦の経験を活かし相手の長所を抑えながら得点を積み重ねると、50対13と大勝した。桜丘ミニスターズとの決勝戦も、勢いのまま41対18で勝利した。

滝沢里桜(りお)キャプテン(同)は「市大会での悔しさから、選手全員が絶対に負けたくないという気持ちで練習に取り組んだことが優勝につながりました」と話す。

「笑って終わろう」

第56回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会は3月28日から31日まで都内で行われる。優勝を決めない交歓大会という位置づけで、東希望が丘は宮城・高知・石川の代表と対戦する予定。6年生にとって最後の大会となり、滝沢キャプテンは「笑って終われるよう、これまでの練習の成果を出し切ります」と力強く意気込む。

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