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【川崎市】川崎総合科学高 小宮投手、ヤクルト入り 育成1位 活躍誓う 

タウンニュース

青木GMと並ぶ小宮投手、遠藤監督(右から・上)と試合で投げる様子 学校提供

プロ野球ドラフト会議が10月23日に行われ、川崎総合科学高校(幸区小向仲野町)の小宮悠瞳(ゆめ)投手=川崎区大師河原=が東京ヤクルトスワローズから育成1位指名を受けた。同校からNPB(日本野球機構)選手の誕生は初。小宮投手は育成出身からメジャーリーガーとなった「(ニューヨーク・メッツの)千賀滉大投手のようになりたい」と抱負を語る。

27日には球団から指名あいさつを受けた小宮投手。青木宣親GM特別補佐からも声を掛けられ、プロ入りの実感を噛みしめた。

身長180cmから最速143キロのストレートを繰り出す。2種類のスライダー、カットボール、チェンジアップ、フォークボールの球種も操る。遠藤順久監督は「胸郭と肩甲骨の柔らかさが何よりの魅力。天性のもの」といい、体ができればあと10キロは球速が増すと期待を込める。

野球を始めたのは小5年生の時。地元の少年野球チーム「東門前ガッキーズ」に入団した。元来は左投げだが、祖母から右用のグローブをプレゼントされ、拒むことができなかった。しばらくショートやセンターを守っていた。投げづらさはあったが無難にこなすことができた器用さを持つ。その祖母が再び本格的なグローブを購入するとなったときにはじめて左投げであると明かし、左用でプレー。突然の「転向」にチーム関係者も驚いたという。

大師中を経て、川崎総合科学高校に進学。中学時代は最速100キロに満たなかったが、下半身の使い方を徹底的に磨き上げ、高2になると130キロ台をマーク、周囲から球が速くなったといわれた。

今春の武相高戦でスカウトの目に留まり、プロ入りを意識。育成1位で指名されると、友人・知人から200件近いお祝いのメッセージが寄せられたという。

年明けには新人合同自主トレなども控える。「球団の迷惑にならないようやっていくしかない」と気を引き締める。

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