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『トロン:アレス』米予告編が公開 ─ ジャレッド・レト主演、15年ぶりシリーズ最新作

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革新的SFアクション映画『トロン』シリーズの第3作『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』の米国版予告編が公開された。

第1作『トロン』(1982)から第2作『トロン:レガシー』(2010)までが28年、前作から本作『トロン:アレス』までが15年。ハリウッドにおいても異例の長間隔で製作されてきた『トロン』シリーズだが、今回の主人公はジャレッド・レト演じる高度に洗練されたプログラム“アレス”。彼は危険な任務のためにデジタル世界から現実世界へ送り込まれ、人類は初めてAIに遭遇する……。

公開された予告編は、夜の都市部を2台のバイク(ライトサイクル)が疾走する場面から幕を開ける。「時速120マイル以上のオートバイが北に向かっているとの通報……」「12班が向かっています。追跡中」。すると、バイクから発射されたレーザーが追跡するパトカーを真っ二つに引き裂く……。

「求めているんだ、自分が理解できないものを」というナレーションに続くのは、超巨大な構造物が突如都市の中心に出現し、人々に迫ってくる様子。さながら怪獣映画のような雰囲気もありつつ、“異世界”の兵士や飛行機、車両が次々と現実に侵食してくる。「準備はいいか? 戻れないぞ」という声は、第1作の主人公であり、前作に続いて登場するケヴィン・フリン役のジェフ・ブリッジスによるものだ。

予告編でも強烈なインパクトを与える音楽は、前作のダフト・パンク(2021年に解散)に代わり、トレント・レズナー&アッティカス・ロス率いるロックバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」。すでに多数の映画音楽を手がけているレズナー&ロスだが、ナイン・インチ・ネイルズ名義で映画の劇伴を担当するのは初めてとなる。

監督は『マレフィセント2』(2019)のヨアヒム・ローニング。意外な人選にも思えるが、先日開催された米CinemaConにて、主演のレトは「子どもの頃、僕は『トロン』に夢中でした」と述べ、オリジナル版のファンに向けて「きっとあなたのどこかに刺さる映画です」と予告した。

脚本は「デアデビル:ボーン・アゲイン」(2025-)のジェシー・ウィグトウ、シリーズ「アドレセンス」(2025)のジャック・ソーン。話題のテレビシリーズを手がける才能ふたりの共同執筆だが、ウィグトウは『トロン:レガシー』の脚本にもノンクレジットで参加していた。

出演者はレト&ブリッジスのほか、『X-MEN』シリーズのエヴァン・ピーターズ、『パスト ライブス/再会』(2023)のグレタ・リー、俳優&コメディアンのハサン・ミンハジ、『アフター・ヤン』(2021)のジョディ・ターナー=スミス、「X-ファイル」「ザ・クラウン」のジリアン・アンダーソンほか。製作陣にはレトのほか、『トロン:レガシー』のショーン・ベイリー&ジャスティン・スプリンガーらが名を連ねた。

映画『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』は、2025年10月10日に米国公開予定。

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