ナシ農家が出前授業 千代小3年生対象に
小田原市立千代小学校で9月3日、3年生を対象に上府中地区まちづくり委員会の農業プロジェクトチームがナシ栽培をテーマに授業を行った。
この授業は総合的な学習の時間を活用し、児童が地域の農業を学ぶ場として2019年から実施している。
今年も同チームのメンバーで、ナシづくりをしている小林農園の小林正俊さんが講師を務めて開催。小林さんが栽培しているナシの紹介や剪定、花粉付け、収穫作業などを説明した。
児童は「どうしてナシ農家になろうと思ったの」「うれしい瞬間は」などと質問し、興味津々の様子。授業後、一人ひとりにナシがプレゼントされると、歓声があがった。小林さんは「足柄梨のおいしさを知ってほしい。またこの授業を通して、農業に関心をもってもらえれば」と話した。