妙高市出身でパリ五輪出場の小海遥選手に応援メッセージ贈る 10日はパブリックビューイング開催
新潟県妙高市出身で、パリ五輪陸上女子1万mに出場する小海遥選手(21、第一生命グループ)を応援しようと、市民をはじめ小海選手の後輩に当たる母校の児童生徒らが書いた応援メッセージの寄せ書きなどが2024年8月6日、小海選手の両親に手渡された。市役所で行われた贈呈式では城戸陽二市長らがエールを送ったほか、小海選手直筆の色紙が市や各校宛てに贈られた。
《画像:小海選手の両親(左から3、4人目)に市民らの応援メッセージが手渡された》
式には小海選手の父、恒久さん(50)と母、香里さん(50)と関係者が出席。「小海遥選手妙高市後援会」の東條昭人会長が激励金を贈った後、両親には市民をはじめ、小海選手の出身校、新井中央小と新井中の児童生徒による応援メッセージがつづられた寄せ書きの日の丸が贈られた。
《画像:小海選手の母校、新井中学校の生徒からのメッセージも》
城戸市長は「オリンピック出場は本人の努力と才能はもちろん、両親の愛情と支えがあってからこそだと思う。小中学生の子どもたちが応援しているのを伝えていただきながら、ご自分の走りを楽しんで走り抜けて頑張っていただきたい」と激励した。
恒久さんは「オリンピック決定から1か月という短い中でたくさんのご支援と寄せ書きをいただき本当にありがとうございます。皆さんの心のこもった気持ちをパリに届けたい。パリでのレースも応援していただければ」と感謝した。
《画像:小海選手から贈られた色紙》
小海選手は中学校卒業後、仙台育英高に進み、第一生命グループに入社。1万mでは12月の日本選手権でパリ五輪の参加標準記録にあと17秒まで迫る30分57秒67の自己ベストを記録した。パリ五輪の出場資格を表すワールドランキングで出場枠の27位以内に入り、パリへの切符をつかんだ。同市での夏季五輪代表は初。レースは日本時間10日未明に行われる。