「ザ・ボーイズ」最後は「ぶっ飛んだシーズンに」 ─ スタン・エドガー役「誰だってスーパーヒーロー」現実世界への思い語る
人気の外道スーパーヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」は、いよいよ次のシーズン5で完結だ。スーパーヒーローたちを抱える悪徳ブラック企業のヴォート社と、反旗を翻るアウトロー集団ザ・ボーイズの戦いにも、ついに決着の時が来る。もともとヴォート社の経営責任者で、シーズン4では異なる立場についたスタン・エドガー役のジャンカルロ・エスポジートが、来たる最終シーズンに備えて心強いコメントを放っている。
第76回エミー賞の会場にて、エスポジートは最終シーズンについて「ぶっ飛んだシーズンになりそうですよ」と米に予感を話す。「どんなドラマでも、ファイナルシーズンには爆発的な結末が待っているものですよね」と、劇的な展開を示唆した。
「『ザ・ボーイズ』も、かなりとんでもないドラマ。それでいて、今の現実世界も反映しているんですね。もしもスーパーヒーローたちが、人々を救うためではなく、害悪となるスーパーパワーを手にしてしまったら？そういう面白いドラマです」。このドラマの一風変わったシニカルな作風について「大好きです」と続けるエスポジートは、その理由について「私たちは全員スーパーヒーローだと信じていますから」と熱弁する。
「私たちの内側にあるものには、違った考え方ができれば、誰だって隠された力を解き放つことができるんだと信じているからです。その方法とは、人に愛を与えるだけではなく、彼らを持ち上げて、最高の人間になるた目の自己決定を肯定してあげるような影響を与えることだと固く信じています。」
準備が順調に進めば、シーズン5は2024年11月ごろにも撮影を開始する予定。11月には米大統領選挙も控える中、世相も反映した「ザ・ボーイズ」最終シーズンでは一体何を仕掛けてくるか。ぶっ飛んだ内容に期待だ。
「ザ・ボーイズ」はで配信中。
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