「グッチ」「サンローラン」擁するケリングの2024年通期決算は最終利益が６割減とかつてない落ち込み
ケリンググループ（Kering Group）は２月11日、2024年12月期の通期決算を発表した。売上高は前年比12％減となる171億9400万ユーロ（約２兆7338億円*）、当期純利益は同62％減となる11億3300万ユーロ（約1801億円）で、最終利益は前期から６割以上の大幅な減益となった。
ブランド別の売上高は、「グッチ（GUCCI）」は前年比で23％減となる76億5000万ユーロ（約１兆2163億円）、「サンローラン（Saint Laurent）」は同９％減となる28億8100万ユーロ（約4580億円）、「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」は同４％増となる17億1300万ユーロ（約2723億円）だった。
ケリンググループの３大ブランド以外の「バレンシアガ（BALENCIAGA）」や「アレキサンダー マックイーン（Alexander McQueen）」などの売上高の合計は、前年比８％減となる32億2100万ユーロ（約4962億円）だった。
*1ユーロ＝159円換算（２月12日時点）
