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ファンデもアイメイクもしない! 75歳バッグ作家がたどり着いた美容法を紹介

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ファンデもアイメイクもしない! 75歳バッグ作家がたどり着いた美容法を紹介



「若く見えるより、元気に見えるほうが得だなって思う」と話すのは、umamibags(ウマミバッグ)クリエーターの江面 旨美さん。デザインし、縫製し、個展で販売する...という流れを75歳の現在までひとりで続けてきた彼女が、日々大切にしているのは「心が弾む」ことです。書籍『75歳、心が弾めば人生は楽しい』(KADOKAWA)には、彼女のさりげなくオシャレなファッションをはじめ、心の静穏をもたらすインテリア、自身の健康、家族、付き合いなど、ライフスタイルのすべてが詰まっています。そこにつづられた言葉から、年齢を重ねても心豊かに生きるヒントが得られるはずです。


※本記事は江面旨美著の書籍『75歳、心が弾めば人生は楽しい』から一部抜粋・編集しました。


シンプル美容


美容法もいろいろ試してきました。加齢で受ける肌のダメージは避けられませんが、それでも抵抗の余地はあります。シワ、シミ、タルミができないように、できたものがひどくならないように。抵抗は継続中ですが、今は余分なものが削ぎ落とされて、私の美容法はとてもシンプルになりました。



毎日のお手入れは、皮膚科の先生に紹介してもらった、オールインワンジェルと年齢の出やすい目元口元用の美容クリームのみです。丁寧に塗ることを心がけ、このやり方を継続して、肌の安定を保っています。

メイクは、ファンデーションは塗らないし、アイメイクもしませんが、日焼け対策だけは万全です。日焼けをすると、この年齢の肌にはダメージは大きいですし、しかもその影響はあとになって出てきます。気づいた時には、あれ? シミが......とはなりたくありません。外に出る時、強力な日焼け止めクリームを塗って、汗をかいたり日差しが強くなってきたら、その都度ちょこちょこと塗り直しています。



ただし、口紅は塗っています。すっぴんでは、さすがに年齢がそのまま出てしまいます。どんな素敵に装っても、口元が冴えないだけで、服に負けてしまうのは残念なこと。赤の口紅をつけて、印象をパッと明るく。気分も上がります。

髪形は、前髪はパッツンと短く、サイドをボリューミーにするのが、私のトレードマークになりました。また髪を染めなくなって、楽になり、おしゃれの幅も広がりましたが、手入れを怠るとすぐパサついて、老け込んで見える。洗髪は、2〜3日おきに軽くシャンプーだけ。毎朝軽いクエン酸液で髪型を整え、時々鍼灸院で買ったマグネット棒で頭皮マッサージをしています。

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