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「Enjoy手賀沼!2024~翔んで手賀沼! 水辺より愛をこめて~」5月12日(日)開催【我孫子市】

チイコミ!

「Enjoy手賀沼!2024~翔んで手賀沼! 水辺より愛をこめて~」5月12日(日)開催【我孫子市】

5月12日(日)に開催される「Enjoy手賀沼!」は、年に1度、手賀沼でヨットやカヌーをはじめ日頃はなかなか経験できない体験ができ、パフォーマンスやご当地グルメなども楽しみながら、このエリアの素晴らしさを再発見できるイベントです。実行委員会は我孫子市や我孫子青年会議所ほかたくさんの団体の合同で、「ふるさと手賀沼の魅力を感じてほしい」という思いで開催しているそうです。実行委員のひとりである植田晃弘さんにお話を伺いました。

水質汚濁度ワーストワンの時代から「ふるさと手賀沼」を取り戻すために

「Enjoy手賀沼!」は地域の人たちが手賀沼に集い、ふれあい、楽しめるイベント。毎年5月の第2日曜に開催されています。

実行委員会は我孫子市、我孫子野鳥を守る会、我孫子青年会議所などを中心に、さまざまな団体で構成され、他にも多くの団体や他のイベントの実行委員会が協力、後援しています。

「前段となるイベントは1996年から始まり、現在の実行委員会で開催するようになったのは2000年。イベントがスタートした頃は、手賀沼が『水質汚濁度ワーストワン』だった時期で、いくつかの市民団体が水質浄化・環境改善のために立ち上がり、さまざまな運動を始めていました。『Enjoy手賀沼!』は、そのような手賀沼に関わる団体やまちづくり団体が集まって、手賀沼の浄化についてPRするとともに、『ふるさと手賀沼』の魅力を多くの人に再確認してもらうためにスタートしたのです」

当時は現在恒例となっているジャパンバードフェスティバルやあびこカッパまつりもまだ始まっておらず、市内で催される大規模なイベントといえば手賀沼花火大会くらいだったといいます。現在、市民によるイベントは各所で毎週末のように開催されていますが、「Enjoy手賀沼!」はそうした催しの先駆けといえます。

「実行委員会の体制になってから今回で開催は25年目。コロナ禍にあった2020年は感染拡大防止のため中止し、2021年はウェブ上での開催、2022年は来場者にリストバンド着用やアルコール消毒などをお願いしてコロナ対策をした上での縮小開催となりました。昨年からようやく制限なしで開催できました。今年も多くの方に手賀沼だからこそできる体験やパフォーマンス、グルメなどをお楽しみいただければ!」

カヌー、ヨット、ステージイベント、ご当地グルメなど手賀沼らしい体験がたくさん!

イベントは毎年スローガンがあり、今年のそれは「翔んで手賀沼! 水辺より愛をこめて」です。

「どこかで聞いたことがあると思いますが(笑)、毎回その年にはやっているもの、キャッチーなものをヒントに実行委員会で案を出し合って、多数決で決めています。このスローガンに合うよう、水辺を思い切り楽しめる内容を用意していますよ」

毎年好評のカヌー、ヨット、バードウォッチング、生き物観察、太陽黒点観望などの体験が行われるほか、幼児向けにじゃぶじゃぶ池でのボート乗船や塗り絵なども。体験はほとんど無料です。

一部先着順となりますので、気になるものがある人は早めの来場を。イベント自体は雨天決行ですが、体験によっては強風などで中止になる場合もあります。

ステージではダンス、よさこい、和太鼓ほか、市内外のパフォーマーたちが躍動感あふれるパフォーマンスを披露します。イベントのキャラクターであるテガヌマンのショーも迫力満点!

防災意識が高まる減災カーによるワークショップは今年初の試みだそうです。

フードも充実しており、ホットドッグからかき氷、わらび餅、インドカレー、串焼きほか10店舗以上のキッチンカーが出店するほか、実行委員会による恒例の豚汁も。こちらはお椀とお箸の持参で50%引きの100円で食べられます。

また当日は、鳥の博物館、水の館プラネタリウムが入場無料です。

家の近くでのんびり遊んで寝そべって、元気になって帰れるイベント

市内で印刷会社を営んでいる植田さんは、実行委員会スタート時からこのイベントの運営に参加しています。出身は奈良県ですが、妻の実家の印刷会社を継ぐため1996年から我孫子に住み始めました。手賀沼については「都心の近くでこんなにのどかな水辺は他にない」と魅力に感じ、個人的にもきれいにしたいという思いがあったそう。我孫子で仕事をしつつ、街のことにも積極的に関わりたいという思いで実行委員会に加わりました。

実行委員の植田さん

「『Enjoy手賀沼!』を20年以上続けてきた中で、さまざまな人の尽力もあり、手賀沼もだいぶきれいになってきたと思います。まだまだ浄化は必要ですが、イベントを機に多くの方に水辺で遊んでいただき「ふるさと手賀沼」を感じ、誇りと関心を高めてもらえれば。コロナ禍での縮小開催や物価高の影響もあり、毎回予算のやりくりは大変ですが、これからも続けていきたいですね。あとは当日のお天気が良いことを祈ります。日曜日に遠くに出かけなくても思い切り遊べて寝そべれて、元気になって家にも楽に帰れる。ぜひのんびりとイベントを楽しんでいただければ」

Enjoy手賀沼!2024 ~翔んで手賀沼! 水辺より愛をこめて~
会場/手賀沼親水広場、我孫子市鳥の博物館、水の館
開催日時/5月12日(日)9時〜15時30分
料金/無料(一部有料のブースあり)鳥の博物館、水の館プラネタリウム当日入場無料
問い合わせ/我孫子市手賀沼課04-7185-1484 当日080-4914-5416

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