麻生区 区内飲食店に感謝状 認知症支援企画に協力
麻生区は2月12日、認知症ケアの推進に協力した区内の飲食店「イタリア食堂ポルチェリーノ」に感謝状を贈呈した。
麻生区は「認知症にやさしいまちあさお」の実現に向け、認知症ケア推進に協力した店舗に感謝状と啓発ステッカーを贈呈している。受賞は今回で23店舗目。
同店は、認知症支援団体「おれんじあさお」がイトーヨーカドー新百合ヶ丘店と協働し、当事者と高齢者を対象に定期的に行っている「買い物ツアー」の中で、喫茶スペースの提供に協力していることが認められ、受賞に至った。
当日行われた買い物ツアーが終了すると、参加者ら38人は同店へ。茶やケーキを口にし、会話を楽しんだ。参加した97歳の女性は、「皆と話せるこの時間が楽しみ」と笑顔を見せた。山本奈保美麻生区長から感謝状などを贈呈された同店の倉田真吾店長は「全てのお客さんに喜んでもらうためできる限りのことをしたい」と意気込んだ。