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患者の容体をもてあそぶ病院が舞台となる「死の天使型」連続殺人!犯人だと疑われない様にとる特徴的な行動とは?【図解 犯罪心理学】

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患者の容体をもてあそぶ病院が舞台となる「死の天使型」連続殺人!犯人だと疑われない様にとる特徴的な行動とは?【図解 犯罪心理学】

女性の連続殺人② 患者の容体をもてあそぶ「死の天使型」【図解 犯罪心理学】

病院が舞台となる連続殺人

女性による連続殺人のもうひとつのタイプは、死の天使型です。この犯罪の犯人は看護師です。

自分の勤務する病院で、患者に症状を悪化させる薬物を飲ませたり、それらを注射したりして殺害します。特徴的なのは、被害者の容態が悪化した際、犯人は救急措置や献身的な看護を行っていることです。このような対応をするために犯人だと疑われることが少なくなるのです。

犯行の動機はいくつか考えられますが、まず挙げられるのが自己顕示欲です。病院内での、自分の能力の高さを周囲に見せつけるために犯行を行うというものです。

次に考えられるのが、自らが患者の生死をある程度コントロールできるという、パワーの確認です。さらには患者やその家族が苦しむ姿を見て、ストレスを発散するというパターンもあります。

いずれの場合も、問題なのは、犯人が「女性」ということよりも「看護師」であるということです。女性の犯人が多いのは、看護師という仕事に就いている人の多くが女性だからという理由なのです。

このタイプの犯罪者では、アメリカで60人以上の子どもを殺害した、ジニーン・ジョーンズが有名です。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学』

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