インサイドハーフが前を向ける4-3-3の仕掛けとは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】
4-3-3の仕掛け11/トップへボールが入ったらインサイドハーフが前を向ける
サイドバックからのトップへの縦パス。
相手ボランチの守備のスライドが遅れた状況
サイドバック(SB)が前向きでボールを受けたときに、ここまではサイドでの仕掛けの説明をしてきましたが、もし中央にいるトップへの縦パスが狙えるのならゴールに近いところへボールを運べることになるのでプレーの選択肢の1つとして持っておきましょう。トップを狙う際は相手ボランチ(VO)の守備のスライドが遅れた場合に使えるものです。相手の守備の綻びを見逃さずに効果的な縦パスが入ればライン間でインサイドハーフ(SH)が前向きでボールを受けられます。
相手ディフェンスの守備のスライドが遅れた
左SBがボールを持ったときに相手VOの守備のスライドが遅れるとトップへのパスコースが生まれる。
トップは裏を狙う予備動作を入れてから受けると効果的だ。
インサイドハーフが前を向けば攻撃が加速する
トップにボールが入れば、インサイドハーフがライン間で前向きでボールを受けられる。
トップはボールを収めるための技術を持っておきたい。
【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平